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幼なじみ  作者: たま


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14/20

閑散

「なんか…すっかり寂しくなったなぁ〜」ハヤトが◯イクラの公園の噴水作りながらため息つく。

「仕方ないよ。アンタがあんな事言うから〜」滑り台も危ないので誰も乗らなくなった。

「私的には未知のウイルス説か呪いだと思うんだけどなあ〜」その方が面白いと珠子は思うが、先生もハヤトもそういうのは無視みたいだ。

誰も盛り上がらない。

「アレ?高木君じゃない?」高木のアバターが公園へ来た。

「神社来てくれよ!変な絵馬見つけたんだ!」神社へ向かう。

『3キル以上でも誰かを1キルしたら、0にリセットされる。』と書かれた絵馬が掛かっていた。

今まであったのか?分からないが。

「無記名だけど、この絵馬、犯人じゃないか?やっぱり

この中に居るんだよ!京極やミミをあんなにした奴が!」高木君が分かりやすく怒る。

「どうやって潜り込んだのか?それとも先生?生徒の中に犯人が居るのか?」ハヤトが独り言みたいにブツブツ言ってる。

「う〜ん、つまりハヤトの言ってた法則?犯人も意図してた訳だね〜誰かのイタズラじゃないとしたら。」珠子がアバターの腰に手を当ててため息をつく。

「じゃあ、やっぱり次のターゲット俺じゃん!」高木君がまた凹む。

「じゃ、俺が1キルされてやるよ!滑り台を元に戻そう!」ハヤトが高木君を連れて公園に戻った。

意外に男らしい…ノンデリだが。


高木君がハヤトの背中を押して滑り台で加速すると見事にキルした。無事リセットされて安心してログアウトすると誰も居ない夕暮れの公園で珠子が聞く。

「なんで私と仲良くしてくれたの?ってか学校来る気になったの?」ずっと疑問だった。高木君とだって仲良いし友情もあるみたいだ。なのに?

「怒らないか?」なぜかハヤトが前置きする。

「男友達だと防波堤にならないんだよ。メンヘラ女対策はゴリラみたいな女が必要なんだ。

口うるさくて泣いたり被害者づらされてもひるまず妥協が無くてズバズバ物言う…メンヘラが最も苦手な女がそばにいないと。

俺の学校生活の安全は保てない!」その直後、滑り台から落とされハヤトは2キルになった。


「あ〜〜ッ!バカらしい!」珠子はパソコンから離れる。下の店がにぎやかだ。

母が忙しいかもしれないので手伝いに行く。

「今日混んでるね〜」母の小料理屋は家の居間やキッチンを改装したもので客間を座敷個室にしてる。

「何だかお医者様の集まりみたいで。お酒運んでくれる?」言われて出来たばかりの熱燗を運ぶ。

「お〜ッ、きたきた。さっ、先生どうぞどうぞ!」とスーツを着た男性が医者らしき人に勧める。

「こんな住宅街に居酒屋があるとはね〜繁華街は巡回も多くて気になるしね。」と聞きづてならない話しぶりだ。

巡回とは警察の事だろう。

「ココ、良いでしょ?女将も娘さんも気丈でね〜気持ち良いんですよ。」と顔を見たら常連の薬品会社の人だった。

医者の方は見たことない顔だ。

「ふむ。女将は店主だから気丈でも良いが、娘さんはそれじゃ嫁の貰い手がないよ。女の子は控え目な方がね。色々得だよ。」と父くらいの年齢の人だろうか?

父もそんな事言ってたなぁ〜と思う。

「いえいえ、家庭も店も回すのは女ですから。

男1人くらい尻に敷いてナンボです。

大人しい女を好み方は、肝が小さいから相手すんな!と母から言われてます。」と冗談言うと気色ばむ。

「ふむ、ウチの看護婦長は控え目な出来た人だよ。引く女性は聡明なんだよ。出しゃばるのはね〜」

とまた年食った男のつまらない話が長引きそうなので、

「失礼します〜」とふすまを閉めた。

「なんで日本の男は、すぐ女を抑えに掛かるかね〜」と愚痴りながら食器を洗う。

「女子高生のグチとは思えないわね。」と母にウケる。

「男の世界は力関係で決まるのよ。そこで負け組は、女を抑えに来る。だから、ココで飲んでグチってストレス吐き出して貰わないとね〜」と手で輪っかを作って銭儲けマークを作る。

「そうだね。家で奥さんや子供に威張って支配して会社のストレス掛けるお父さんとか居たら悲劇だもんね〜

ウチで落として貰わないと!」と珠子も銭儲けマークを出した。


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