相談
また遅く学校から帰ってきた平を待ち構えて店に引っ張り込む。
「あら?いらっしゃ~い。この頃忙しそうだったのに。良いの?」母に言われて見ると確かに平が疲れた顔をしてる。
「クラスがさあ〜大変なんだよ!ちょっと平に相談乗ってほしくてさ…と思ったけどスゴク疲れてる?」珠子が酒を退けてお茶を出す。
「う〜ん、お酒、欲しいな。」と言うとママが平に直接渡した。
グイッと一気飲みする。
「ハア〜ッ、美味っ!」と暖かいおしぼりで顔を拭う。
「もう!平オッサンみたい!そんなだから、女の子にあんまり噂にならないんだよ〜」珠子が平の肩をパンパン叩く。
「それより!知ってるよ。すごい噂なってるし。2人も倒れたって。1人は引きこもって1人はICUなんだろ。」平は知っていたようだ。
「そうなんだよ!どうなってるんだろ?偶然だよね。ね?」珠子が聞くと、平が苦笑いする。
「そんな都合よく同じ症状ってオカシクないか?インフルエンザのタミフルみたいな症状だし。
思春期の子がタミフル服用で奇行に走る事があるらしいし。」帰国子女の平は、リアリストみたいだ。
珠子的には呪いかな?とか予想してたが。
「エッ!て事はインフルエンザに掛かってるとか?」珠子は意外な話に驚く。
「昔、この子のクラスも集団インフルなって学級閉鎖したわよ〜
そう言えばタミフル飲んで男の子が1人急に暴れ出してベランダから飛んだわ!あれと同じ?」母も話に参加する。
「それは覚えてるよ。本人にも骨折治って退院した後に聞いたよ〜
全然覚えてなかったよ。」珠子も小学時代の事、チラホラとは覚えているのだ。
「うん、本人に直接聞いたら全然覚えてない所とかね。まあ、1人は聞けてないけど。」と平が腕組みする。
『あれ?なんで平が倒れた2人と話せるの?』と疑問に感じたが。
珠子がポカーンとしてると「とね、ウチの先生が言ってたんだよ。」と言い直して、また酒を飲む。
「先生から聞いたよ。女の子の方、ICUから一般病棟に変わるって。まだ目覚めないけど、心拍数とか血圧は戻ったんだって。良かったね。」と言いながら酒を飲み干してしまった。
「疲れてるみたいだから、家帰って寝た方が良いよ。」とママが連れ添って平は店を出てしまった。
「なんで他のクラスの平の方が先に知ってるの?」と珠子がつぶやく。
◯イクラで今夜はルルも来れると言うので他のグループの建物見に行くことにした。スキンもハヤトが可愛いの作ってくれたのだが…ルルのはブルー水玉とか可愛いのに珠子のはいかついピンク色のマッスルマンにされた。
「リクエスト通りだろ?何が問題なんだ?」と開き直られたが、こんなの可愛くないだろ?と思う。
自分で作るの面倒なので、それ着てるが。




