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第九話侵略者

 ある日、ギルドへ呼び出され何事、かとも思っていると、ギルドマスターから、「この街にモンスターの群れが向かっているとの知らせだ、諸君ら冒険者には、このモンスターの遊撃をしてもらいたい」

「質問よろしいか?」

「構わんぞ」

「そのモンスターのは、どのくらいの強さだ?」

「アークデーモン級が一番多く、その次にゴブリン、一番うしろにドラゴンが、6体いる」

「そうかなら、分断してから各個撃破か」

「そう言っても、上手くいくとは限らんぞ」

「恐らく、西側が、一番激戦になるでしょう、西側は、私が受け持とう」そう言うと、他の冒険者は、あいつがいくなら安心だなと、聞こえた。


 いよいよ明日、モンスターの群れが到達する、最後の準備として、エリナ達に、アイテムを、渡しておくことにした。

「? お姉様コレは?」

「とても貴重な、エリクサーだよ、いさというときに使う事いいね?」

「本当に良いのでしょうか? こんなに貴重な物」

「良いのいいの、どうせ使わないだろうし」その時、広場の方から大きな音がした。何事かと、思い広場へ行くと、上位モンスターのアークリッチが佇んでいた、そして口を開き、「我等は住処を追われた者たちだ、この街は我らがいただこう、悪くも思うなよ人間」そう言い残し、消え去った。


〜そして、当日〜

「本日は、いよいよ、忌まわしきモンスターの群れが到達する! 皆の衆武運を祈る!」

「オォォォォ!」

 自分達の持ち場へ移動する時、同じ場所担当の、ハイネが声をかけてくる。

「やっ、オウカさん今日はお互い頑張ろうね! そうだ、どっちが多く倒せるか勝負しようよ!」

「別に良いが、私が勝つぞ? それに、勝敗に固執するあまり死ぬんじゃないぞ?」

「分かってるって、命あってこその、冒険者だもんね! そう言えば、オウカさんのとこの子供たちも、前線に来るの?」

「彼女たちが望んだことだからな、まぁ、無理は絶対にさせないがな、そろそろ、持ち場だ上手くやれよ」


 少し立つと、モンスターの群れが確認できた、「みんな殺るぞ!!」そう叫びモンスターの群れへ突撃する。

「瞬撃!」

「エクスプロージョン!」

「アイススピア!」

「ダークマター!」

「ナックルボム!」

「気刃斬!」

少し量は減ったが、まだまだ、モンスターはやってくる。

そして、2時間は経っただろうか、モンスターの群れは少なくなってきたが、進行は止まる気配はない。

 すると、司令官が出てきて、「クソっ! 貴様らのせいで計画が滅茶苦茶じゃないか! こうなれば私の手で、消し去ってやろう!」そう言い、大魔術を発動する準備をしている。

「私は、優しくないからな、詠唱中だろうが構わず斬るぞ、一閃!」しかし剣は、間に入ったモンスターに弾かれてしまった。

「ほう、少しはやるやつが居るようだな」

「黙れ! すぐに切り刻んでやる! 暗黒斬!」

「聖魔斬!」

「次で終われせてやる!」そう言うと、あたりの空気が一瞬で、変わった。

「フハハハハ! 消し飛べっ!」スパッン!音がした直後、モンスターは塵となり消えていた。

「一体何が?」そう思い、詠唱をしている、モンスターを見るとそちらも、塵となり消えていた。

 なにが起こったか分からずいると、一際大きな、デーモンが、空から降りてきた。

エリナが口を開く。

「あれは! エルダーデーモン! お姉様! 逃げてください! 戦ってはいけません!」

「そんなに強いの!? でも、私が引いたら街の人が危険になる! 引く訳にはいかないよ」

「でもっ、戦ったらお姉様が死んでしまいます!」

「やばくなったら流石に引くよ、エリナたちは安全な場所へ行って!」デーモンが、こちらに、魔法を放ってくる! 間一髪避けれたが、着弾した地面が、焼け焦げてきた。

(直撃してたら死んでたな)「絶夢!」モンスターの片腕を消し飛ばすことに成功した。

 だが、お構い無しに暴れ狂っている、腕に巻き込まれ、吹き飛ばされてしまう。

「ぐはっ、痛いな、でもっ! 銃で撃たれる方が痛い!」そう言い、立ち上がる。

「5人とも少し、時間を稼いでくれ!」

「なにか考えがあるのだな、分かった」

ありったけの魔力を注ぎ込み、身体、剣を強化する、「お姉様まだっ? もう持たないよ!」

「あと少し、頑張って耐えて!」


「良しっ! 準備完了! 道を開けて!」そう言うと、5人は道を開ける。

「私の全力全開受けてみなさい! 桜花気刃斬!」攻撃が当たった直後デーモンの体が崩れ落ち、塵となり消え去った。

バタリ私はその場に倒れ込んだ、エリナ達が呼ぶ声が聞こえる、私の意識はそこで途切れた。


目を覚ましたらそこは、街の診療所だった。近くには、5人が寝ている。

看護師が入ってきて、「目が覚めましたか、何処か痛いところとかはありますか?」

「腕が少し痺れてるぐらいですね」

「恐らく、短期間に、膨大な魔力を消費したことによる、ものでしょう。 すぐに治ると思いますよ。 それとこの街を守ってくれて、ありがとうございます」

「いえいえ、私は、当然の事をしたまでですから」

「そう謙遜なさらずに、貴方のお陰で、沢山の人が救われましたから、ギルドマスターさんから改めて礼を言いたいと言伝が、明日にでも、ギルドへ、では、失礼します」

「分かりました、ありがとうございます」

その日は、ゆっくりと寝ることが出来た。


〜次の日〜

 ギルドへ、赴くと、ギルドマスターが、「おぉ、今回のMVPオウカ様ではありませんか」

「様はやめてくれ、それで何のようだ?」

「今回の街防衛の、報酬をときちんと六人分有りますよ」

「当然だ、命を懸けたんだからな」

「持ってきなさい」受付の人はそう言われると、金貨100枚を持ってきた、「えっ、こんなにいいんですか?」ついつい素の口調が出てしまった。

「コレはオウカ様一人の分ですよ」

「ふぇぇ?」変な声が出てしまった。

「他の5人分はこちらです」そう言って、一人金貨50枚を渡された。

「いやーオウカ様達が居なければ、あのエンダーデーモンは、倒せなかったのですから、このぐらい、この街に比べたら安いものですよ。ハッハッハッ!」ギルドマスターは、笑っていたが、物凄く、この大金を貰うのは、日本人としては気が引ける、だからといって、受け取らないわけにはいかないので、しかたなく受け取った。

「えぇー諸君、臨時収入が、入ったわけだが、この金貨は、ひとまず、貯金するということでいいかな?」

「えぇ、構いませんが、3枚だけ使ってもいいですか?」とエリナが言うと、他の4人も同じように使いたいと言うので、「良いよ」とそう返した。

 どうにか街は守れたが、危なかったなもっと強くならないと。


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