第八十七話家に帰るまでが、旅行(2)
「と、取り敢えず奥のドアを調べよう」そう思い、奥のドアに近づくと、背後から物音が突然した、その音はまるで何か大きな物がぶつかったかの音だった。
「行きたくないけど行かなきゃ駄目だよね?」心底行きたくはないが早くここを出て、エリナ達に会いたいし行かなきゃ。
恐る恐る、音のしたドアに、近づくと中から、巨大な生物が動いているような音がする。
「取り敢えず開くのかな?」震える手で、ドアノブに手をかけ回そうとするが、回らず開く気配はしない。
「ふぅー、良かった開かない」安堵のため息を漏らし、他のドアへ行こうとすると、また物音がする。
「今度は何!?」振り返ると、先程は開いていなかった、ドアが開いている。
絶句して、固まっていたが、行かねば帰れないので渋々行くことにする。
「おっ、おじゃましまーす」恐る恐る中を覗いたが、先程の物音の主らしきものは居らず、代わりに一個の机があるだけであった。
「ん? あれは紙? えー何々?
[この場所は、気に入ったかい?
まぁ君が気に入ろうといないと、関係はないがそろそろ君はこの場所から出たいと思っている頃だろう、だが簡単に抜け出してはつまらない、少し私のストレス解消に付き合ってもらう。]えっ、何か身内?にこんなことしそうな邪神が、居るんだけどやつの仕業? にしてはあんまり、恐怖の方向性が違うような?」取り敢えず、部屋の外へ出ると、開いていなかった奥のドアが開いている。
中へ入ると、そこは、先程の部屋とはまた違った、何処かの屋敷みたいなところに出た、何か見るからに西洋風で何かの銅像がある、何か見たことはないが、何かのゲームでみたことあるような?
「一先ず一階からしらみ潰しに探して行くか」そう言い、一階の開くところを調べていたが想像以上に広く時間がかかりそうだ。
「一階は、全部回ったけどなんかよくわからないとこの、鍵が大量に出てきた、英語で書かれていて良く分からないな、更に地下室まであるし、どんだけ時間があっても足らないよ」しょんぼりしていても仕方ない2階に行こう。
2階に着くと大きな鏡がありません、覗き込むと、背後に私以外の何かがいるのが分かる、その影はゆっくりと、近づいてくる、そして私の後ろで影が止まり、
「えっ、これ振り返ったら居なくなっているやつだよね? 振り返っても大丈夫だよね?」意を決し、振り返るとそこには、不気味な顔をしたマネキンが立っていた。
「〜〜〜!」声にならない声を上げ、マネキンを殴り飛ばしていた。
しまったとは思ったが、やってしまったのは仕方が無い2階の探索を開始しよう。




