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第八十四話龍の国へ行く(3)

 みんなで花火を見た次の日、街を散策していると、フリーマーケットが開かれているのを発見した。

「フリーマーケットかぁ、ドラグマオンラインでは、NPCとの物々交換しか出来なかったから、何か新鮮だなぁ」そうドラグマオンラインではNPCが要求してくる素材を集めて渡すだけだったので、フリーマーケットなどは存在していなかった、一応無いことはなかったのだが、フリーマーケットというよりは、闇市的なものしかなく、そこで買い物するにはリスクの方が大きかった。

「エリナたちも連れてこようかな?」エリナたちもこういうのは始めてであろうので、良い経験になるだろう、宿屋へと戻り、残っているメンツに声を掛ける、「エリナ、ガウル、フィーナ、リゼ近くでフリーマーケットやってたけど一緒に行かない?」そう尋ねるとすぐに皆目を輝かせながら、口を揃えて、

「行く!」と返事をした。

フリーマーケットは、そこそこ広い範囲でやっているようで、龍人も多い、この場所では、龍も人の形を取っており、ジュンコと同じ人間の姿に角、羽、尻尾が生えている感じである、そのため意思疎通も楽に取れる。

少し歩いていると、エリナがとある場所で立ち止まった、そこは本などを売っているようだ、

「エリナなにか欲しいものがあった?」一冊の本を手に取りまじまじと見ているエリナに声を掛ける、

「お姉様この本かなり古い魔術が記されています、全部読めればきっと戦力の増加に繋がりますよ!」目を輝かせながら言うエリナに、

「分かった、買おう済まない店主、これはいくらだろうか?」そう聞くと店主の女性は、

「うん? その本本当に買うのかい? その本かなり危険だから気を付けて読むんだよ? 引き取ってくれるなら、金はいらないよ」そう返されたが、そんなに危険なものをフリーマーケットで売るのは如何なものかと思う。

「分かった、ありがとう、じゃあ行こうか」そう言い店を離れる、次はフィーナと、ガウルが立ち止まる、

「お姉様、この筋トレ道具何か凄そうですよ!」興奮した様子で二人が、見つめる先には、かなり古ぼけた、筋トレ道具があった、その様子を見た店主の超ムキムキマッチョの男が、

「おっ、嬢ちゃん達その筋トレ道具に目をつけるとは、いい目してるな! その筋トレ道具は、俺が長年愛用してたんだぜ! 毎日、コツコツ筋トレ頑張れば、俺みたいにムキムキマッチョになれるぞ!」筋肉を動かしながら喋る男に若干引きながらも私は一応値段を聞く、フィーナ、ガウルは目を輝かせている、

「ちなみにおいくらですか?」少し顔を引き攣らせながら、尋ねると、

「うーんそうだなぁ〜? そこの獣人の嬢ちゃん、いくらで買いたい?」まさかの客に効くパターン!?

それを聞いたガウルは、少しうーん?と悩んだあと、

「銀貨二枚なのだ!」そう元気に答えると店主の男は、満面の笑みを、浮かべ、

「よしっ! 売った! 大事に使ってくれよな!」そう言い、品物を渡してくるで受け取ると、とてつもなく重い、

「ありがとうございます……って重!?」持てないほどではないが、かなり重い、店主は相変わらず満面の笑みを浮かべていた。

今度は私とリゼが、同じところで足を止める、

「「あっ、宝石綺麗」」二人揃って同じ言葉を放つ、私は原石の方に近寄りリゼは、加工された宝石の方に近寄る、

「やっぱ、原石がいいよね〜、このゴツゴツした感じがいいわ~」そう私は、原石のゴツゴツした感じが好きすぎて、ドラグマオンラインでも、原石系アイテムは、全てコンプリートするぐらいには好きなのである、

「やはりこの磨かれたルビー、サファイアはキレイですね〜」そうリゼが店主の男に話しかけている、

「おっ、その年でこの良さに気がつくとは嬢ちゃんいい目してるな! それ買ってくれたら、特別にこのあたりでしか取れない、龍の涙をつけるぞ!」その言葉を聞いたリゼがこちら寄ってくる、

「お姉様幾らぐらいなら出せますか?」既に買う気満々でこちらに来るリゼと話していると、店主の男が、

「そっちの嬢ちゃんの原石も含めて、銀貨七枚でどうだい?」思っていたよりも安く少し呆気に取られたがその値段で了承し、商品を受け取る、かなり満足できたので良しとしよう。

その後も色んな所で買い物し宿屋に帰るのであった。

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