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第六十二話モンスターの情報を集める

 モンスター調査が終わり、家に戻る途中、改めて、モンスターについての情報を集める為街の中にある、古ぼけた中古の本屋に寄ることにした。

見た目は?昔からあるような古ぼけた佇まいの本屋だが、アランに聞いたところ新品の本も売っているとのことだった、ドアを開け中に入ると、ドアの上に設置してあった、鈴がチリンチリンと音を鳴らす、その音を聞いて、店主らしき老人が、奥から顔を出し、

「いらっしゃい」と声をかけてくれる。

私は、日本にいたときのクセで会釈をして、目的の本を探すことにした、とても品揃えがよく、様々な地域の食についての本や文化の違い等様々なジャンルの本が置かれていた、私の探しているモンスター図鑑は、店の奥にあるようで、少しだけ鎧のまま来たことを後悔した。

何とか奥へたどり着き、ようやく目的の本を、見つけることが出来た。

「ふうー何とか見つかった、なんかどっと疲れた気がする」トホホとなりながら、本を手に取り後はついでに最新の本より前の図鑑を手に取り、レジへと向かった、レジに品物をおき

「お願いします」と言い会計をしていると、老人から声をかけられた、

「モンスター図鑑とは、お前さん珍しいのぉ、こういうの好きなのかね?」その言い方からして、この世界の人達は、図鑑等は読まないのか気になり、尋ねてみると、

「この世界では、図鑑等は読まれないのですか?」

「最近は、冒険者でもお前さんも冒険者になったときに貰っただろうけど、あのノートにある程度書いてるから、図鑑なんで買う必要がないんだよ、だから図鑑を買うような奴は大抵余程のもの好き何だよ」そう優しげに教えてくれた。

「ありがとうございます、ではこれで」そう短く言い会計を済ませ、本を収容魔術でしまうと、店主の老人は目を丸くして、

「お前さん、そんな魔術を習得していたのかとんだもの好きじゃのぉ」そう言われ、確かに、戦闘になんの役にも立たないこんなスキルを持っているのは、もの好きだろう、ちなみにこの世界では、ある程度のスキルなら、一定周期に教会でシスター達が守る聖なる水晶に祈ることで、スキルを手に入れられるようになっている、この世界では、スキル取得に置いては個人の考えを最大限尊重するという文化が浸透しており、どんなスキルを取ろうが、差別などに繋がることはないとされているが、本当に繋がらないかは謎である。

「私は昔は物持ちの仕事をしていてね、その名残ですよ」と適当な嘘をついてその場を後にした。


 家に着いたらいつも通り、皆に挨拶をして自室に籠もり図鑑を読むことにした。

冒険者ギルドから貰ったノートに、載っていない情報が多くあり、見ているだけでとても楽しかったその中でも、目を引いたのが、ほぼほぼ情報の載っていない、一匹のドラゴンだった、書いてあることは、この世全てのドラゴンを統べる王であり、ドラゴンに忠誠を誓うものや、ドラゴン以外のモンスターは生き残れないとしか書いていなかった。

「? 姿すら描かれてない? 何かの伝承とかに記されていた? そんなモンスターが居るのか、会いたくないなー、ドラゴンは好きだけど忠誠を誓うとまでは行かないからなー」そんな独り言を言いながらさらなる情報を集める。

図鑑を読んでいると、気になる情報が記されていた、この世全ての生物はかの偉大なるドラゴンの王■■■テ■■様に生かされているに過ぎない、そう書いてあった、肝心の名前は、ほぼ書いていなかったが、顕現したらただではないだろう。

私は、仮にこのドラゴンが顕現したら戦えるだろうか、そんな事を考えながら、図鑑を見ていた、その中でディレドレナに関する情報が描いてあった。

ディレドレナ

『このモンスターは、酸素濃度の高い塔の頂に住まうとされる、冷気を操るとされる、古代龍種のモンスターである、このモンスターは、人類に敵対心を抱いており、遥か昔に起こったとされる、人類とドラゴン種の戦争である、ドラゴンウォーと呼ばれる戦争の生き残りとされている。


このモンスターは、もはやモンスターというカテゴリーで収まらず、ドラゴンと呼ぶ方が正しいとされている。


世界にはこのモンスターの様なモンスターというカテゴリーで収まら無いのものが居るが、これらは纏めて全てドラゴン種と呼ばれている。


このドラゴンは、酸素濃度が高い塔の頂に住んでいるためか、体がとても大きく、その体躯を生かした攻撃が主であるが、目にも止まらぬ速度まで加速し、死角から攻撃をしてくるため出会ったら最後生き残ることは出来ないとされている。


このドラゴンは、冷気を操るがこの冷気は最終手段のようなものとされ、自身の力では対処できないとされたときにだけ、この力を開放し辺り一帯を全て凍りつかせるとされているが真偽は不明である。


ドラゴン種の中でも危険種であり一般の冒険者はこのドラゴンが住まう塔には近づくことは、禁止されている。


見た目は、全身真っ白であり、これは、自身の能力により、鱗が凍りついているとされている、四足歩行であり、背中からは羽が生えており、普段は地を歩いているが、人間が近くに来たとわかると、羽を用いて飛びかかるとされている。』

「ふうー、かなり濃厚な図鑑だった、続きはまた今度にしよう」そう言うとエリナがやってきて、晩御飯の時間だと教えてくれる、私は本を閉じてリビング手へと向かうのであった。

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