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第六十一話モンスター調査は続く

 あのモンスターの調査のときに出会った、未知のモンスターを改めて調査するため、私は再びカロス・トートのいた近くの森林地帯へとやってきていた。

「今回は早く見つかると良いのに、全くモンスターの気配がしないな」そして、おかしなことに小型のモンスターの痕跡すら無い、辺りを調べていると、突然強烈な悪寒に襲われる、「!? なんの気配だ?」警戒しながら、少し開けた場所へ出るとそこに目的の白銀の鱗を、輝かせながら佇んでいた。

「あれがあのときに見たモンスターか? それにしては銀色過ぎやしないかな? あの時は黒っぽい色だと思ったんだけどな?」取り敢えず、目的のモンスターは見つけたので調査をする。

『全身は白く体内に特殊な発電器官を持っており、この発電器官で発電することにより、目にも止まらぬほどの加速を可能にしている。


最近になって塔の秘境に姿を現したモンスターであり、見た目はティレルドに似ている。


月の光を取り込み天に吠えることで雷を対象に落とすことができる。


一部地域で発見されたディレドレナとの関連性が示唆されているが今のところ不明である。


攻撃方法は、突進、落雷、超スピードからのタックルや噛みつきなど、主に肉弾戦をしてくる。このモンスターをレビィ・トルスと名付けることにする。』


ティレルド

『別名暴顎竜とも呼ばれる、主に砂漠地帯に生息している、飛竜種である。


性格はとても凶暴であり、目に入るもの全てに喰らいつこうとする、貪欲なモンスターであり、近縁種とされている、レビィ・トルスとは、似ているが、関連性はよく分かっていない。


通常時は、羽を畳んで二足歩行だが、戦闘になると四足歩行へとなり、獲物を仕留めるまで追い続ける、血の匂いに敏感であり、一度仕留め損なった獲物でも持ち前の嗅覚で、地の底まで追いかけてくる。


攻撃方法も肉弾戦が主であり、正面からの戦いを好んでおり、相手に奇襲を仕掛けることはあまりしない。


肉弾戦を好む冒険者が多くティレルドを狩ってしまっているため、今では個体数が少なくギルドからの直々の依頼以外では、戦うことはできなくなっている。

更には生息地である砂漠にも人間が家などを建て、居場所を追われているのも原因とされている。


万が一本モンスターに出逢った場合は、すぐさまその場からアイテムを駆使して逃げることが最優先となっている』

「ふうーこんな感じかな?」一通りメモを書き終え、安堵のため息を吐く、ディレドレナの情報を今度仕入れておかないといけないな、そう思いながら、国へと帰還するのであった。

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