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第五十九話対策

 あの山賊達を倒した後、また山賊に狙われても対処出来るようにとなにか対処法を考える事になった。

「流石に私達が毎日見張りってのも行かないしね、なにかいい方法はない?」なにかいい案がないか期待して、この場にいるみんなに問いかけると、うーんと悩んだ末エリナが口を開いた、「私達の中に眠る神の力を使い化身たちに見張りをさせるというのはどうでしょう?」

(確かに、その手を使えば良いかもしれないそう思ったのだが、力を使いすぎると自分も化身になってしまうかも知れないため、余り得策ではないのでは?)と思った、「うーん、余り力を使いすぎると私の場合は、化身にある可能性があるのよね、だから私の場合はいざというときにしか使えないけど、エリナ達は大丈夫なの?」そう疑問に思い尋ねてみると、驚いた顔で「えっ、そんな危険なものだったんですか? 私の場合はそんな事ありませんけど、カナンさん達はどうなのですか?」そうエリナが尋ねると、「私は、使うときに周りに気を付けさえすれば大丈夫よ」

「あたしの場合は、戦闘系じゃないのだ」

「私は、一応戦闘系ですけど、あまり私の声にしたがってくれないので、今回もダメそうです」

とはいえ、実際のところ余り邪なる力を使いすぎると言うのも考え物だ、他になにかいい案はないかと思考を巡らせていると、ガウルから一つ案があると言われた、その案を聞いてその場にいる皆が固まった、その案というのが、敢えて守らず村に入ってくるまで待ち村の中に撃退用の罠を仕掛けるというものだった。そして村の中では、村人を一箇所に集めどんちゃん騒ぎして山賊を、呼び寄せるというものであった。その案を聞いた時は、流石の私でも驚きを隠せなかった。

「その案は、神からの案? それとも、ガウル自身の案?」そう聞くと、不思議そうな顔をし、「あたし自身の案なのだ」とさも当たり前かのように首を傾げている。

その案に他の皆も異論はないようだった、そうと決まれば、さっそく、準備に取り掛かる。

最初にやることは勿論、村人の皆から了承を得ることだ、幸いなことに村自体そんなに大きくないので、全ての、家を回るのはそれでも苦では無かったのだが、一つだけ問題が生じた、その問題とは、前回夜に攻めてきたのに、今回は、昼間に山賊が攻めてきたことだった。


 村はすぐには戦場になり、リゼとトウカ、ガウルは村人の避難指示に向かわせた。

「何でこんなときに限って、昼間に攻めてくるかな!?」全力で、山賊が来たという、南門へ向かう、息を切らしながら走っていると、既に誰かが戦っているようで、金属同士が当たる音が聞こえてくる、私は(負けないでくれよ)と心で思い、更にスピードを上げた。

南門に着くと、全身に金色の鎧を纏った見知らぬ人が一人で戦っていた、その人物は、山賊に怯みもせず、勇敢に突撃しているその姿を、私は知っているような気がしたが、そんなことより今は、参戦するほうが先だ。

私は、剣を抜き、金色の鎧の人が打ち漏らした山賊を、斬るとそれに気づいた、金色の鎧を着た人は一瞬こちらを見ると、再び山賊狩りを再開した。

 何分経っただろう、かなりの数の山賊を斬っただろうか、ようやく山賊達は逃げ始めた、私は情報を得る為、一人だけ生け捕りにすることにした。

「みんなお疲れ様、見知らぬ人もありがとう」そう礼を言い、見知らぬ人に向き合うとそこに誰も初めからいなかったように誰もいなかった、「あれ? さっきまでそこにいたんだけどな?」私が不思議そうに首を傾げていると、エリナ達から驚くべきことを言われた、「何を言っているんですか、お姉様? ここにははじめからお姉様しかいませんでしたよ?」その様子からは、嘘を言っているようには見えない。

「えっ、それじゃ私が見ていたあの金色の鎧の人って?」そう質問するが、皆首を傾げるだけであった。

「まぁ、いいや、それより捕虜を捕まえたよ! 尋問で情報を吐かせましょ」そう言い、捕まえた捕虜を連れて行こうとした時、突如後ろ捕虜の居る位置から、爆発音がしたと思うと、私は吹き飛ばされ地面に伏していた、私は朦朧とする意識の中、か細く「どうして?」と呟くしか無かった。

少し短いですが、許してください。

これから忙しくなりそうなので、投稿を土日だけに変更したいと思います、よろしくお願いします。

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