第五話二人目の奴隷
あれから少したち、新居にも慣れてきたところ、自分以外にも、前衛が欲しいと考えた私は、エリナに、もう一人奴隷を買ってもいいかと相談した。
「えぇ、構いませんよ、ご主人様の一番は私ですから」そう言っていた、取り敢えず、許可は貰ったので新しく買いに行こう。
「ところで、エリナの首輪って外せたりするの?」流石に人前で明らかにこいつ奴隷を持ってやがるという目に耐えきれなくなってきた。
「奴隷商人に聞けば、外せると思いますが」
「なら、奴隷を買うついでに外しておこうか」はずせるものは外しとこうの精神で行くことにした。
「良いのですか? ご主人様を裏切って、殺すかもしれないですよ?」仮に裏切られたとしても、多分私は、しょうがない事だと決めるだろうなー、
「君は、そんなことはしないと信じてるよ」上辺だけは、大丈夫なように振る舞う。
エリナを買った、奴隷商人のところまで出来た、中に入り、
「邪魔するぞ、奴隷を買いに来た」いつにもまして胡散臭い、笑いを見せながら、こちらに気付いて寄ってくる。
「おや、これは、オウカ様、本日は、どのような奴隷をお求めで?」
「近接系の、スキルがある子はいるか? 出来れば女で」
「もちろん、居ますぞ、連れて来ますので、ここで待っててくだされ」そう言って、奴隷を、連れて来た。
「この子は、珍しい、獣人の娘ですよ、少々値は張りますが、純潔です、今どき珍しいですぞ」純血?血統があるのかな?
「これで足りるだろう、ところで、隷従の首輪だが、外すことは可能か?」今回の目的を切り出す、
「首輪を、外されるのですか? 可能ですが、絶対服従じゃなくなり、逃げられても、何も言えなくなりますよ?」それなら別に構わないという精神で、
「あぁ、構わない、エリナの首輪を外してくれ」そう言う、
「分かりました、新しく買われる奴隷の首輪も、外されますか?」
「もちろん。 外してくれ」これで、無理強いをしてそうな悪徳騎士のレッテルは無くなるだろうけど、
「了解致しました。 では、隷従の儀式を先に済ませましょう」
「奴隷の名前はどうしましょう?」
「この子の本名でいい、君名前は覚えてるかい?」そう聞くと、下を向きながら、
「うん、ガウル」と返してくれる。
「では、ガウルで登録しますぞ?」というわけで、二人目の奴隷ガウルが仲間になった。
ガウルの、装備を一通り揃え、本日の依頼を、受けに、冒険者ギルドへ向かった。ギルドに入ると、受付の人が、
「一人増えたのですね、冒険者登録しましょうか」
「お願いする、これからも増えると思うが、よろしく頼む」
「大丈夫ですよ、増えたらここへ来てもらえれば良いだけですから、登録なしに、依頼は受けないでくださいねー。」ガウルを登録に行かせ、帰ってくるまで、依頼を見繕っていた。
「これいけるかな? エリナ?」試しに適当な、エメラルドドラゴンとか言うやつの依頼を取って、エリナに見せる。
「行けると思いますよ」まぁ、最悪、失敗してもいいか。
「じゃあ、これ受けようか」と話していると、ガウルが帰ってきた。
「ガウルも帰ってきたし、仕事に行くか、この依頼を受けたいのだが」
「エメラルドドラゴンの狩猟ですね、これに成功したら、ランクがCからAに飛び級ですね、とても危険ですから、気をつけてぐださいね、失敗しても、大丈夫ですので、無理だけはしないでください」明らかに何かを諦めてるような目でこちらに、説明をしてくる。
「分かっている」そう言い、ギルドを出て、狩り場へ向かった。
いざ、実物を見るとかなりでかいな。
エメラルドドラゴンは、こちらに気付いて、咆哮を上げた。
「ガウル、気は私が引く、側面から攻撃をしろ、エリナは、隙を見て、魔法を叩き込め!」
「「了解!!」」その声を聞き、即座に距離を詰める。
「縮地」案外、エメラルドドラゴンの攻撃は、一人で、受けきれるあとは、二人が倒せば、完璧だ。
エメラルドドラゴンの背後に回ったガウルが、
「タイガーバイト!!」そう叫び、エメラルドドラゴンにスキルを叩き込む、すると、エメラルドドラゴンの体が地面に崩れ落ちていた。
(あれっ? 一発で終わっちゃった。)
「あんまり強くなかったな」と言うと、二人は声を揃えて「普通こんなあっさり、倒せる訳無いですよ! ご主人なにかしました?」そう言って来た。
なにを言っているのか分からず、
「えっ」としか言えなかった。
「取り敢えず、ギルドに戻るか」そう言い、ギルドへ戻った。
その日の夜、ガウルが恥ずかしそうに、こちらに来て、いきなり服を脱ぎ始めた。
「なっ、何してるの!?」そう言うと、ガウルは、
「よっ、夜のご奉仕を」と言い、エリナも便乗して私もと言ってきたので、二人同時に相手を、することになった。
気がつくと、朝日が昇っていた。
気持ちよさそうに寝ている、二人を見ると流れでやってしまったが、まぁ良いやと思えた。
その後、二人が町中で人目を気にせず、腕に絡みついてきたのは、流石に、あらぬ噂が立つのではと、思ったが、案外何もなかった。
お金も貯まってきたし、なにかプレゼントでもあげようかな、そう思った、なんだかんだ言って、第二の人生を楽しめてるので良しとしよう。
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