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第四十九話まさかの事態に

 あれから少し経ち、家でのんびりと過ごしていると、来客があった、その相手はギルドを統括している役員だった、「君がオウカ君だね? 先ずは、ギルドマスターのことについて謝罪を、本当にすまなかった。 そしてあの牢獄でのことも謝罪したい、本当にすまなかった。」と最初に謝罪があった。

「いえ、もう終わった事です、頭を上げてください」オドオドしていると、「だが、我々のしたことは、どうあっても許されないことだ、金で解決できるとは思っていないが、これを受け取ってくれ」そう言い、大量の金貨が入った袋を渡される、中身は三百枚ぐらい入っているだろうそのぐらい重かった、「こんなに受け取れません、お返します」というと、「いえ、我々のせめての償いです受け取ってくだされ」そう言い、また土下座するため受け取る事にした。

「それで? 他になにか用があるのではないのですか?」 

「あぁ、実はギルドマスターが居なくなったことで、至る所で問題が出ていてな、本来出るはずのない依頼まで出てしまっている状態だ、その出るはずのない依頼にあるモンスターを討伐して欲しい頼めるだろうか?」

「私より強いはずの冒険者は何を? その出るはずのない依頼のモンスターを狩っているんですか?」

「あぁ、君の言うとおりだ、いまギルド総出で対処にあたっている、だが如何せん討伐目標が強すぎて手を焼いているのだ、何とか倒せると報告があるから大丈夫だろうが」

「なるほど、断る理由もありませんからいいですよ、その依頼受けましょう」そう言うと、頭を下げながら礼を言い、詳細を告げ帰っていった。

「さぁ皆お仕事だよ!」そう声をかけ、狩猟の場へ趣くのであった。


 狩猟の場へ着いたが、辺には異様な空気が漂っている、何と言うかとても空気が重く、嫌な予感がする。

「皆気をつけてね、嫌な予感がする」そう言い、各自索敵を開始するのであった。

私は森の方を探していたが一向に見つからない、索敵スキルを使用しているが、何もヒットしないため骨が折れる、エリナ達もまだ何も見つけていないようだ。

「さぁいつ出てくるかな? さっさと終わらせたいのだけど」そう言いながら更に奥へと進む、するとマリーから対象を見つけたとの報告が来た。

「皆、マリーからの報告は聞いたね? マリーのところへ集合!」そう言い私も行動を開始する。

マリーのところへ着き対象を、確認するがそれは明らかに虫の姿だった、「〜〜〜〜〜!!」声にならない声をあげ、その場から逃げ出したくなるが、意地で我慢する。

「お姉様、ご無事で……ってそういうことですか、お姉様戦えますか?」

「大丈夫、戦える……はず」

「まぁ、無理しないでくださいよ?」そう言い、虫型モンスターに攻撃を開始する。

 攻撃を絶え間なくしているが一切攻撃が効いているようには見えない。

「なにか弱点とか無いの? 一切攻撃が効いている感じしないけど!」カナンが、言うが弱点らしきものは見当たらない、必死に考えているが、苦手意識が強すぎて脳が考える事を放置する、するとカナンが、とある呪文を唱える、それはかの神の化身の力を使うものであった。

「カナン、その呪文は大丈夫なやつ?」そう問うが、ニッコリ笑うだけである。

私達はその時間を稼ぐことしか出来なかった、そしてカナンが、虫に触れたとき、なにもないはずの空間から、一匹の犬のような不気味な生き物が出てくる。

その姿を見て正気を失いそうになるが、そんなことより虫のほうが恐ろしく、何とか耐えることに成功した。

その現れた犬のような不気味な生き物は、私達がいくら攻撃してもびくともしなかった虫の装甲をいとも容易く、引き裂きあっという間に倒してしまった。

唖然としている私達をよそにカナンは、何処かスッキリしたような顔で、犬のような不気味な生き物に礼を、言っている、帰り際犬のような不気味な生き物は、「我に虫の駆除を任せるでない」と、愚痴を言われていた。

「さぁ、皆帰ろうか」そう言い、ギルドへの、報告へ戻るのであった。


 その後も、様々な依頼をこなし、気がつくと、夜遅くになっていた。

「今日も大変だったねー、明日は、ゆっくりできると良いねー」そんな事を言いながら、家へと歩き始める、その途中、何かがこちらを見ているような感覚に襲われた、視線の方へ顔を向けるとそこには、黄色のローブに身を包んだ何かが居た。

「誰だ!」そう叫ぶと、黄色のローブを纏った者は消えていた。

「お姉様? どうしましたいきなり大声を上げて?」

「なにか居たわね、あれは何だったのかしら?」カナンには見えていたようだ、「カナンあれに見覚えは?」

「全くないわねー、第一あんなの一回見たら忘れないだろうし」

「それもそうか、友好的だったら良いんだけど」

そう願いつつ、家へと帰るのであった。


 家へ帰ると、アランが珍しい、料理を作っていた、「あっ、皆さんおかえりなさい! ご飯できてますよトウカさんが手伝ってくれたお陰で何とか完成しました!」と、嬉しそうに言うので頭を撫でながら礼を言い、さり気なく夜のお誘いをする、顔を赤くしながら了承してくれた。

今夜は長くなりそうである。

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