第四十七話仕組まれていた罠
「おい、あの囚人の様子はどうだ?」
「今の所は、逃げ出す素振りもないぞ」
「にしても、この街を破壊しようだなんて、馬鹿げた事を考えるやつもいたものだな」
「本当にだよ、俺らからしたら、犯罪者の考えなんてわかるはずもない」
そんな話し声が聞こえてくる、怒りが湧いてくるが今はその時ではないと、自分に言い聞かせ、耐える。
「それにしても、あの話って本当なのか?」
「あぁ、本当らしいぞ……」小声で話しているためほぼ聞き取れない。
「一体何の話だ?」不審に思いつつもいつも通りの自分を演じる。
ある日、看守の一人が、ニヤニヤといやらしい笑みを浮かべながら、此方にやってくる。
「そういえば、お前女なんだってな? 言いたいことはわかるな?」
「ギルドマスター殿に言っているが、私に性的暴行を加えたらここの壁を破ってでも脱走するという約束になっているが?」
「そんな約束信じているのかよ! お前道化にでもなったほうが良いぞ?」ハハハと、看守が笑う。
「抵抗はしない方が身のためだぞ? てか、お前についている、首輪で抵抗できないだろうがな!」またしても下卑た笑みを浮かべながら話す。
「好きにすればいいわ、ただしそれ相応の覚悟があるのならね」
「良いねー! 強気の女を犯すのは楽しいからな! さぁ、鎧を外せ!」そう言われ、私は鎧を外し、素顔をさらす。
「案外可愛い顔してるじゃねぇか、その顔が快楽に沈むのが楽しみだ!」そう言い男はそそり勃ったそれを見せる。
「ほら、咥えろ」最初は抵抗しようとしたが、体が勝手に動き、男のそれを咥える。
大きすぎて、苦しいだが男は関係なく腰をふる。
「おぉ、気持ちいいぞ、そろそろ出すぞ!」そう言い男は更に腰を早く振る、数秒後、口の中に、男はそれを出した。
「ゴホッゴホッ」あまりの気持ち悪さにその場に、すべてぶちまける。
「おいおいこぼすなよ、勿体ねぇなー、おら次は、服を脱げ」またしても、体が勝手に動き服を脱ぐ。
「おぉーいいカラダしてんじゃねぇか、先ずはその胸で奉仕しろ!」そう言われたが、やり方がわからないそう思っていると、今度は口が勝手に動き、「私初めてで、やり方を教えてくれませんか?♡」と、男に媚びるかのような口調て喋っていた。
「しょうがねぇなぁ~簡単だよ、胸でこれをて詰んで、シゴクだけだよ、おら早くしろや」そう言い、無理やりそれをシゴカされる。
「とても熱いです♡ 胸の中でビクビクしてるのが分かります♡」などと男を喜ばせるような言葉が次から次へと私の口から飛び出す。
(私の意思とは違うことを何故!?)そんな事を考えていると、「出すぞしっかり受け取れ!」そう言い男は射精した。
「次は、分かるな?」その問いかけにまたしても私の口から意図しない言葉が飛び出る。
「はいっ、私のここに、貴方の立派な物を挿れてください♡」
「ノリノリじゃあねぇか、最初の威勢はどこに行ったんだ?」そう言いつつ、私にそのそそり勃ったそれを挿入した、
「〜〜〜ッ!!」想像を絶する痛みで意識が持っていかれそうだ。
「ふぅー、気持ち良いーこれなら大量に出せそうだ!」そう言い男は腰を早く振る。
そして、早くも絶頂を迎えた。
「〜〜〜〜!!」声にならない声を上げる、気色の悪い感覚がお腹の中で広がる。
その後も、色んな看守がやってきて、代わる代わる、私を犯して行った。
唯一の救いは、男の一人がもう従順だろと言って、首輪を外してくれたことだ。
そして反撃できる時を待ち続けた、そしてその時はやってきた。
私は鎧を纏い、強く念じる、(我が命に従いし漆黒の暗殺者よ、今此処に顕現せよ!)そう念じると、鎧甲冑を着た、侍のような化身が現れた、その化身は私の前に膝を付き命令を待っているようだった、私は小声で、「ここから脱出したいの力を貸して!」そう言うと、その化身は、いとも容易く牢屋のおりを曲げ外へ出ていく、私も遅れないようにその後に続く。
道中出逢った看守も一太刀で、葬っていく更に看守に反撃されても効いていないかのように、勇猛果敢に攻めていく、そして何事もなく外へ出られた、私がまっ先に向かったのは、ギルドマスターの元だった。
着いてギルドマスターの顔を見た時、とても驚いた顔をし声を上げる、「何故貴様がここに居る!? 看守共は何をやっているのだ!?」その言葉を無視し、化身に剣を向けさせる、そして「私の問に答えろ、何故私をこんなくだらない、罠にはめた?」既に観察眼のスキルで嘘をついていることは分かっている。
答えによってはこの場で斬り捨てることになる。
「私は、この街のことを思ってやっただけの事! 貴様のような、理由もわからぬ力を使うものなど、この国の近くにいるだけで、害なのだ!」
「それなら何故、私をこの国の地下に閉じ込めた? さっさと殺してしまえばよいではないか?」
「黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ!!」そう言いギルドマスターは、剣を抜き此方に斬り掛かってくる、だが化身により、胴体から真っ二つに分かれ此方に剣は届かなかった。
「何故だ? 何故、私が死んでいるのだ?」そう言い残し、ギルドマスターは息絶えた。
受付の者を睨み、「こいつは自業自得で死んだ、そう伝えておけ」とだけ言い残し、家へ帰るのであった。
家へ帰ると、エリナ達が、涙を浮かべながら、良かったと、近づいてくる、「匂いが凄いと思うから、あまり近寄らないでもらえると助かるんだけど」そう言うと、エリナは、「まさかあの愚か者共、お姉様にまで手を出したのですか!? 早く始末しないと!」そう言うので、「大丈夫全員あの世へ送っておいたよ」そう言うと、とびっきりの笑顔で良かったです、と言った。
「マリー、お風呂入れる?」そう言うと、マリーは、「勿論です、ある程度のことは予測出来ていましたので」
「ありがとう、流石は私のメイドだね」そう言うと、恥ずかしそうに目を細め、「有難きお言葉」そう言った。
その後は、鎧を洗い、中に残っているそれを掻き出し、色々大変だったなー何で思いつつ、湯船につかるのであった。




