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第四十四話終演(2)

 ガウル

 辺りを調べていると、紙切れと一冊の本が置いてある。紙切れには、『我は不浄を嫌う、我が焼き尽くしたのは不浄にまみれた、村也。

村を焼き尽くした我は誰だ?』と書いてあり。

本には、異国の字で天使について書いてあるようだ。

中を開くが何を書いてあるかはわからない、かろうじて、天使の名前らしきものは読み取れた。書いてあったのは、

『ウリエル』『ミカエル』『ラファエル』『ガブリエル』『ルシファー』というのは読み取れた。

だが村を焼き尽くしたという天使はわからない、まだ調べる必要がありそうだ。

その時、後ろからカチリとドアの開いた音が聞こえた。

これで外に出れると思ったが、開かないドアが何個かあり外には出れなさそうであった。

「開かないのだ……しょうが無いから、何か探すのだ」

歩いていると、書斎と書いてある部屋の前まで来た、「ここなら何がありそうなのだ」そう思い中へ入ると、乱雑に入れられている本棚がありそこには、天使大百科と書いてある、本を見つけた、あの紙切れの天使を探すことにした、だが異国の字で書いてありよくわからないでいると、後ろから、誰かに声をかけられた、

「そこの人間よ何かあったのかね? 此処にはいるべきではないぞ」そう言われビクッとなり後ろを振り向くと、そこには貝殻に乗ったお爺さんがいた、「あなたは誰なのだ?」

「そういえば、名乗っていなかったの、わしの名は、ノーデンス、見ての通り神様じゃよ、それより早くここからでていったほうが良いぞ」

「あたしは、ガウルなのだ、ここから出たいけど出れないのだ、この文字が読めればでれると思うのだ」

「ほう、知恵が欲しいと申すか、なれば何かわしに、物をくれないか?人間はそういった事をすると聞いたが?」

「あたしが持っているのは、この短剣だけなのだ」そう言いお姉様から貰った、短剣を差し出す。

「良かろう、お主に我が知恵を与えよう」そう言い老人は頭に手を置き、何か呪文を唱えると、「これで文字が読めるはずじゃ、早くここから出たほうが良いぞ」そう言い消えて行った。

本を見るとさっきまでは読めなかったのに読めるようになっていた。

最初の部屋に戻ると、壁にボタンがあり、『我は誰だ?』と書かれていた。

「答えは……」ボタンを押す。


 カナン

 あれから色んな牢獄を回っているが、特にこれと言ってヒントは落ちていない。

なんだかんだ回っているうちに最初の場所へと戻っていた。

すると、紙切れが1枚落ちていた、『我名は、タル■■ス神さえ恐れる牢獄の番神である』そう書いてあった。

「そうかあの文字は、古代文字か、そしたら、この番神の名はタルタロス」その名を呟いたとき、扉が現れた、中へ入ると、そこは、螺旋状の塔が並ぶ、都市だった。

辺には、とてつもない悪臭が漂っている。

少し離れたところに人を見つけ駆け寄るとその人間は、何か犬のような不気味な生き物に向け「くたばれ! テ■■ダ■スの猟犬め!」と言い銃を発砲していた、だが猟犬は、攻撃を物ともせず人間を貪り食ってしまった。

その猟犬はこちらを見たが特に何もせず何処かへ行こうとした、咄嗟に呼び止めるが一瞬こちらを向き付いてこいとジェスチャーし歩き出した。

付いて行くと「我はこの地に住まう生命体である、我らが為すことは清浄なものを壊すことである、それより貴様はなぜここに居る?」

「まずは自己紹介からね、私はカナン、一応魔族よ、ここにいる理由は、仲間と離れちゃったのよそしたらこの場所にいたのよ」

「そうか、なら我らの力の一端を貴様に授けよう」そう言い、私の頭に手を置き、何か呪文を唱えると、「これで帰れるはずだ、だがこの力を使う時は、命の危険が迫ったときにしか使ってはならぬぞ、それ以外で使えば貴様の大切なものは全て崩れ去るであろう、ではもう行け」そう言われ、その場所から追い出された。

気がつくとそこは飛ばされる前の広間へ来ていた、そこには、ガウルが居りこちらへ走ってきていた。


 リゼ

 リゼは神殿の近くに、図書館のようなものがあることに気がついた、中へ入ると、古代文字で、様々な事が書かれていた、その中でも興味をそそられたゼウスという神について調べることにした。

想像していた以上にヒドイ神であったが、おそらく自分の性欲のまま女を襲ったことが過ちなのだろう、そうと思い、神殿へ戻り、性欲のまま女を襲ったことと、言うと扉は開いた。

その扉へ入ると、オーボエやフルートの音が辺りに響き、この世のものとは思えない異形のなにかが踊っている。

その中央で、鎮座しているそれは人知を超えた何かであった、それを見た瞬間自分とは違うなにかになる感覚があったが、その感覚はすぐに収まり、「それ」が話しかけてきた。

『我の居城へとくるとは身の程知らずの人間も居たことだな、何用だ? 本来なら消し去るところだが我は、機嫌がいい、特別に会話を許す』

「この場所は? そして私を元の場所へ返すことはできますか?」

『この場所は、宇宙の果てである、貴様を臨んできたのではないのか? なれば我の権限を少し貸す、勝手に帰るが良い』そう言い、元の場所へ帰りたいと強く願うと、元いた場所へ居た、すでにカナンさんとガウルちゃんが居た。


 エリナ

 あの謎の生物と戦ったあと、鍋にペンダントを入れ、少し待つと、背後に扉が現れた、その扉を開けるとそこには、謎の石板と、丸い球状の何がそこには鎮座していた、突如頭の中に何が入ってくるような感じがしたが、それは、私を排除しようとするのではなく、優しく語りかけてきていた、『聞こえますか? 私は今貴方の脳内に直接語りかけています、私の名は、ウ■=サ■ラ原初の神です、先程は、私の部下が無礼を働きましたね、申し訳ありません、お詫びに私の眷属を使役する力を授けましょう、そしてこの場所からも出してあげましょう』そう言うと、辺りが白に包まれていく、気がつくと、最初に居た大きな広間にいた、ガウル達も無事そうで良かった、だがお姉様がいない。


 オウカ

 そうこうしていると、屋敷の中から足音や、何かと戦っているような音が響いていた、他にも人がいると思い探していたが誰もいなかった、そして、子供部屋へ行ってみると、扉はすんなりと、開いた。

そこには最後の楽譜があった、「よしこれで揃った」元の部屋へ戻り、楽譜を置くとピアノは独りでに動き出し、楽譜のワルキューレを弾き始める、そして弾き終わると、今度は不協和音を奏で始めた。

耳を抑えていると、脳内に声が響いた、『元の場所へ戻りたいであろう? ならば、私を楽しませてみよ』そう言い、辺りが白に包まれていく、次に目を開けるとそこには、一面白の世界だった、そして、前には杖を構えたエリナが居る。

「エリナ良かった無事なのね」そう言うと、エリナは容赦なく攻撃をしてきた、既のところで避け、「エリナ!? どうしたの!?」声をかけるが、返事はなく、泣きながら攻撃をしてくる。

「攻撃を辞めないなら仕方ない、エリナ覚悟してね」そう言い地面を蹴る。

勝敗はすぐに付いた、私の剣が、エリナに突き刺さるするとエリナは、「お姉様、何で? 私悪い子だったの? なんで? なんで? 何で? 何で?何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で」と声を上げる。急いで離れると、あの笑い声が聞こえる、『クハハハハハハハハ! 面白いものを見せてもらった! お前の顔気に入った、我が能力を授けようではないか!』

「声だけではなく、姿を表したらどうだ?」そう言うと、私の前に、その神は現れた。

『我はニ■ル■■ホテ■■貴様らの世界の外の神である、我を恐れないのか? やはりお前は面白い』

「恐れるも何も、驚いて言葉が出ないだけさ、まさか私に語りかけていたのが、あのトリックスター様だったんだってな」

『クハハハハ面白い! ますます気に入ったぞ、人間! 我が能力を授けようこちらによれ』そう言い、有無を言わさず、足元へワープすると、頭に手を置き、呪文を唱える、『何かあれば我を呼ぶが良い、戦いなら尚更なでは、もう行け』気がつくと、最初に居た大きな広間にいた、エリナ達がこちらに気付いて、駆け寄ってくる。

その後は何事もなく家へと帰り、その日はすぐに寝てしまった。

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