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第四十一話またまたダンジョン

 本土へ帰ってきて何日かたった日のこと、また近くにダンジョンができたと報告があった。

「またダンジョンか〜、荷物置きのダンジョンがあるから、今回はどうしようか? 誰か行きたい人ー」と聞くとみんなは、「えっ、行かないの?」という目で私を見てきた、正直まったく乗り気はしなかったが、仕方ないので攻略に行くことにした。


 ダンジョンは、前に攻略したときよりも大きく、すでに四十階層まで来ている。

「まだ続くの? もう疲れてきたわよ〜」

「このダンジョンは、大きいですね、一旦帰ると言う手もありますがどうします?」

「あと少しだけ進もうか」そう言い、再び歩き始める。

そこから何分間か歩くとようやくボス部屋へ辿り着いた。

中に警戒しながら入るが、何も居ない。

「何も居ないね」そう呟くと、突如足元に魔法陣が現れた。

「皆逃げて!」だが言い終わる前に視界を白が染めあげる。

次に目を開けると、迷路のようなところに飛ばされていた。 

「此処は? まだダンジョンの中なのかな?」あたりを見渡しても誰もいない、もしかしたら、別なところへ飛ばされているのかもしれない。

「取り敢えずは、この迷路を攻略しますか」

迷路の入り口に立ち、壁に手をつく、「んー、多分壊せるかな?」思い切り壁を殴ると音を立て崩れた。 

「ちょっとずるいけど壁を壊して進もう」そう言いながら、壁を壊して進んでいると、少し開けた空間に出た、真ん中には、何やら祭壇のようなものがある。

「これは、なにかの祭壇?」その祭壇には小さく、『この迷路を出たくば我と知力比べをするが良い』と書かれてあった。

「知力比べかー、私そんなに頭良くないのよねー」そう言うと、地面が揺れ祭壇からデーモンが現れた。

「我の暇つぶしの相手はお前か? 弱そうな騎士だな、まぁ、ウォーミングアップにはなるか」と笑みを浮かべる。

「知力がどうのこうの書いてあったけど、普通に戦って良いのかな?」そう言うと、デーモンは、こちらのことはお構いなく、斧を振りかざしてきた、既のところで避け、相手の出方を伺う。

「ほう、今の攻撃を避けるか面白い! 本気で行かせてもらうぞ!」そういった瞬間デーモンは、霧となり消えていた。

「大抵そう言うセリフを吐くのは三下なのよ」取り敢えずデーモンは消えおそらく次に進むであろう扉が現れた。

扉を開けるとそこには草原が広がっていた、「? 草原? この場所には似つかわしく無いわね」そう言いながら足を踏み入れるとそこは草原ではないとわかった、何とそこは、おおきな竜の背中だったのである!

「竜の背中!? てかどこに行けばゴールなのかしら?」あたりを見ると、意味ありげに、赤丸のしてある地図を見つけた。

「んー? 何処だろう?」いまいち分からないでいると後ろから音が聞こえ、とっさに剣を構えた、だがそこに居たのは、アネスだった。

「ご主人? どうしたの?」そう言ってくる、「お前は誰だ? アネスではないな?」というと、アネス?は、「何言ってるの? ご主人アネスはアネスだよ?」そう言いながら近寄ってくる。

「それ以上こちらへ来るんじゃない!」

「何でアネスを拒絶するの? アネスのこと嫌いなの?」そう言いながら更に近寄ってくる。

「それ以上近寄ったら斬るぞ偽物!」その言葉を聞いた偽物は、つまらなそうな顔をし「せっかく面白いことになりそうだったのに」と言い、本来の姿になりこちらへ攻撃を開始した。

動きは遅いが威力は桁違いか、何で思いつつ、相手の攻撃をいなす。

「逃げてばっかじゃ僕は倒せないよ! ほらほら!」更に攻撃は苛烈になっていく、だが相変わらず動きは遅い、回避するのは余裕だ、と思っていたが、吹き飛ばされてしまった。

「!? 一体何が?」相手の攻撃は避けたはず、「あれぇー?もう終わり?」挑発してくるが、無視して作戦を練る。

「そうかそういうことか」何簡単なことだった、敢えて動きを遅いように感じさせ、油断させたところを、高速の腕で、攻撃しているだけだ。

種さえ分かればこちらのものだ、勢いよく相手に近づき、腕を斬り落とす。

「僕の腕が! 良くも、良くもやってくれたな!」というと、背中から腕を生やした、「握り潰してやる!」そう言いこちらへ腕を伸ばしてくる、その腕を簡単に斬り落とす。

更に悲鳴を上げている首をなんの躊躇いもなく切り落とした。化け物を倒すと、竜の背中にドアが出現していた。

中に入ったがまだまだ先は長そうだ。

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