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第四話家を買う

 奴隷である、エリナを買ってから、一夜明けた、

「う~ん あっ、おはようエリナ、寝られたかい?」まだ眠い眼を擦りながら言う、

「おはよう御座います、ご主人様、はい、よく寝れました。」そうかそれは良かった。

「今日は、お金を貯めるため、依頼を受けようと思うけどどうかな?」昨日エリナの服などを揃えたら、この宿代ギリギリになっていた。

「異論はありません」

「私と話す時は、敬語じゃなくていいよ」

「そう……ですか、分かりました、善処します」癖で話すのが、敬語なのかな?

「取り敢えず、エリナの杖を取りに行こう」そう言い、昨日の鍛冶屋へと赴く


 昨日行った武器屋へ向かった、中に入ると、店主の男がこちらを見つけるやいなや、「おっ、メラン鉱石の、武器なら出来てるぜ。 ついでに、防具も見ていかないか?安くしておくぜ」

「そうかなら、この子に合う防具を、銀貨三枚程度で買えるものを」

「おうっ任しとけ」そう言い、エリナの防具を選んでもらい、準備は出来た。

「じゃあ、依頼を受けに行こうか」店主に礼を言い、冒険者ギルドへ向かう。

中に入ると、何やら騒がしい、何事かと思っていると、エリナが、

「やっとここにも、ランク制度が出来たんだ」そういった。

「やはり、ランク制度が有るのだな。 私が、来たときはなかったのだが」突っ立ていると、受付の人に声をかけられた、

「あっ、オウカさん、このギルドにも、ランク制度が出来たんですよ! オウカさんもランク証明書を作ってくださいね。 こっちで手続きしますのでこちらに来てください、そちらのお連れの人も一緒に」きたきた、異世界恒例のやつだ!

「ランク証明書を受け取るのになにかするのか?」なにかするとか嫌なんだけど、早く狩りに出たい、

「魔力検査をもう一度して、オウカさんの場合は、パンサーベアーを倒しているので、ランクCからのスタートですね、お連れ方も、Cからのスタートで大丈夫ですよ」そんな雑に決めて良いものなのか、

「そうかなら、速く手続きを終わらせよう、速く依頼を受けたいのでな」

「はい、では、この水晶に手をかざしてください、もう離していいですよ、次は、お連れの……」受付がエリナを見て、名前を聞きたそうにしている、

「エリナです」

「エリナさん、こちらに手を……はい、終了です、あとは、ランクを刻みますので、腕を出してください」腕を差し出し、なにか呪文を唱えると、腕に少し熱さを感じると、

「終わりましたよ、これで依頼を受けれますよ」

 では、依頼を受けるとしよう。

 

 今回受けた依頼は、ツインベッドボアの狩猟だ。

大体の位置は、生物探知で分かっている。

援護は、エリナに任せて自分は、エリナの攻撃の隙をを作る。脳内でシュミレーションをする。よし行ける。

ツインベッドボアの、前に立ち、突進を剣を盾にし受け止める、そしてそのまま斬り上げる……

「あっしまった、エリナに攻撃させるんだった」ゲームでやっていた癖で、ついつい攻撃を出してしまった。まぁ、取り敢えず、依頼は達成だ、次の依頼へ行こう。


 次の依頼は、小型のドラゴン十体の狩猟だ、数が多いから、次こそエリナの魔法の出番だろう。

「エリナ、範囲魔法とかって使えるの?」

「えぇ、使えますよ、少し詠唱が必要ですが」力量も測るついでに、一掃してもらおう、

「なら狩り場についたら、魔法を準備してもらってもいいかな?」

「勿論、いいですよ」

 狩り場に着き、エリナが詠唱の準備をしている、

「こっちに誘き寄せるから、準備できたら合図してくれ!」

エリナが合図したのを見て、小型のドラゴンをおびき寄せた。

「エクスプロージョン!!」そう叫ぶと、大爆発が起こった、危うく巻き込まれそうになったが、ぎりぎり回避した。一方ドラゴンは、灰も残らず、焼き尽くされた、するとドラゴンのいた場所に、宝箱が落ちていた、

「ん?これは?」不思議そうに見つめていると、エリナから、

「魔物がアイテムをドロップしたんですよ」そう教えてくれる、中を開けると、大量の金銀財宝が入っていた。

そして帰る途中、

「魔術、すごい威力だね」そう褒めると、顔を真っ赤にして、「あ、ありがとうございます」と言った。

その後も何個か依頼をこなし、冒険者ギルドへと戻った。

「今回の報酬です、にしてもこの量、良く一日で、終わりましたね」報酬を受け取り、宿へ帰った。

「エリナ、このあたりに不動産屋とかってあるかな?」今回の依頼で少しお金に余裕ができた、まぁほぼドラゴンのお金だけど、

「えぇ、ありますよ、其処の看板が特徴的な、店です」確かにあの目立つ看板なら不動産屋と分かるな、大きな看板には、デカデカと武事波不動産とかいてあった。

 不動産屋により、なにかいい物件はないかと聞くと、街の外れにある、物件があったそこを見に行くことにした。

ついて見てると、エリナも気に入っているようだった、もし、これから、人数が増えても、大丈夫なほど広いな。

「ここを買おう」というわけで、家を手に入れた。

取り敢えず、今晩の飯の具材と、生活必需品などを買いに行った。

その日の夜。


「ハァハァ、ご主人様、もう我慢できません」顔を赤くしながら、懇願してくる。

「ダァメ、まだ我慢」バッシャー

「あぁ~あ、あがっちゃった。 もう少し、入ってればいいのに」こんなに良い湯なのに、早く上がってしまうとは。


 その後、ご飯を食べてそのまま、ベッドへ、向かった、すると、エリナが顔を赤らめながら、

「ご主人様……やっぱり何でもありません」そう言い寝てしまった。

(なに、私なんかシちゃった!? えっ、何が行けなかったの?)私は、少ししょぼんとして寝てしまった。

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