第三十二話四季国へ
みんなでカレーを食べた夜、眠りにつくと、夢の中で、あの神様?に最初にあった場所に立っていた。
あの神様?は何時ものように書類仕事をしていた。
「おっ、来たか、実は伝えたいことがあったんだよ」
「その伝えたいことって?」
「正確には伝え忘れだな、今回四季国に呼ばれただろあれ、俺がお前のこと伝えたんだよ、同郷のもんが来るから、おもてなししてやれって」
「そうなんですか、同郷のもの?それってどう言う?」
「あれ?言ってなかったけ? 四季国っておまえさんと同じ、日本人の国だぞ。 日本人をこの世界に送り込んだら、もとからいた日本人と意気投合して国にまで発展したんだよ」
「そうだったんですか」
「それで何だが、おまえさん、四季国の正式に国民にならないか? お前さんなら、歓迎されるぞ」
「それは行ってから決めますよ」
「おう、そうしてくれ」
そう言うと、夢から覚めてしまう。
「……様……お姉様起きてください」
その声でハッと目を覚ます。
「もう朝?」眠気眼を擦りながらそう問う。
「もう朝です、そして着きましたよ」
もう着いたのか、そう言いつつ、支度をする。
外へ出てみると、桜が満開に咲いていた。
「わあー、キレイ、桜なんて久しぶりに見たよ」
「おぉ、これが桜というものなんですね、初めてみましたけど、とても綺麗ですね」
感動していると、案内役の人がやってくる。
「お待ちしていましたよ」
案内されるまま、四季国の国王の元へと行く。
「おっ、君が噂の転生者か、待っていたよ、おや、そういえばまだ名乗っていなかったね、私はこの国を治めている、町田浩志だよろしく」
(喋り方が見た目よりもとても若い人だな。)「私は、オウカです、そしてこっちにいるのが、エリナ、ガウル、フィーナ、リゼ、カナンです」
「紹介ご苦労、長旅疲れているだろ? ホテルで休むといい、それか街を見て回るといいぞ」
「そうさせていただく」そう言い、その場から立ち去る。
街を歩いていると、日本の街並みにとても近いものが広がっていた、アキバのような街並みに、渋谷のようなものまである。どこへ行こうか迷っていると、エリナから、「あの場所へ行ってみたいです」と、観覧車を指さした、「良いよ行ってみようか」観覧車へ向かう事になった。
着いてみると、とても人気なようで、人が沢山いた。
「時間かかりそうだね」
「待ちます?」
「私は待ってもいいけどみんなはどうする?」
「別に待っても良いのだ」というと、他のみんなもうんうんと首を縦にふるの
それから、十分ぐらいだった頃ようやく乗れた。
人数が多く二つに分かれることになった、私の方は、私、エリナ、ガウルの三人で乗ることになった。
「わぁ、遠くまで見渡せますね!」目を輝かせながらエリナが言う。一方ガウルは、高いとこが苦手なのか、私に抱きついて、ぷるぷる震えている。頭を撫でながら、大丈夫だよ、と慰める。
何分かして、地上へと戻ってくる、カナン達を待っている間、この後はどうするかと、悩んでいると、「あの、あにめ?というのはなんですか? お姉様!」
「あぁ、あれは簡単に言うと、映像作品だよ。」
「映像が流れるんですか!? 映像が流せるのは一部の貴族だけだと聞いてましたよ!」というわけで、見に行くことになった。
その後も、色んなところを周り、気づいたら、もう日は傾き始めていた。
「さぁ、そろそろホテルへ行こうか」そう言い、ホテルへ向かう。
ホテルでは、礼儀作法を皆に教え、その日は、就寝した。
この後は、何も起こらなければいいのだが。




