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第二十九話アルナリ島の異変

 あれから少し経ち、またアルナリ島へと戻ることになった。

今回は、私達だけではなく、他の大勢の冒険者が居るようだ、行きの船がとても騒がしい。

「今回は平穏に済めばいいけど、そうも行かなそうだね」そう言い、アルナリ島へと視線を向ける、そこには、火山活動が再開し赤色に染まっている、アルナリ島があった。

「今回は、アルナリ島に住む、動植物の避難ですからね、とても大変そうです」

「小さいのは簡単だけど大きいのはどうするのだ?」

「大きいのは、男の人に任せて私達は、小さい動植物、をメインにするんですよガウルちゃん」

「ところでご主人、小さい動植物ということは、虫も含まれていると思うのだが、その辺は大丈夫なのか?」

「ギクッ、まぁ虫系は、フィーナ達に任せるよハハハ」

そんな会話をしていると早いことでもうついてしまった。


 島へ降りると、今回の指揮を取る、人物が皆に声をかける。

「諸君今回の任務は、動植物の避難だくれぐれも傷などはつけないように、あと火山活動にも十分に注意するように! では、行動開始!」

私達は、まず、植物の回収へと向かう。

「なるべく周りの土ごと取るようにね」

「魔法があるから其れは簡単よ」そう言いフィーナは、地面の一部ごと、植物を持ち上げる。

「おぉ、すごい私にも出来るかな?」

「簡単よ、こんなの初歩中の初歩よ?」

「へぇ、そうなんだ」

「まずは、持ち上げたい範囲を意識するの、次に持ち上がれって強く念じて魔力を送り込めば出来るわよ」

言われたとおりにやってみるが、中々上手く持ち上がらない。

「以外に難しいね」

「お姉様、少し魔力が多すぎるのではないでしょうか? ほんの少しだけ、弱めてみてください」そう言われ少しだけ弱めると、簡単に持ち上がる。

「おぉ出来た」

「ここに生えている植物は、魔力が多いと、固くなるという性質があるのであまり魔力は多くなくていいのですよ」

「分かった、有り難うねエリナ」そう礼を言い、作業へ戻る。

それから何時間がしたとき、突然火山活動が再開した。

あら方避難は完了してるため、急いで船へ戻る。

「みんな、全力で走って!」そう言い、船まで全力ダッシュする、何とかたどり着けだが、あと少し遅れていたらと考えると恐ろしい。

その後は、本土へと戻り、いつもの日常へと戻ることになった。


 何日か経った頃、隣国の、国王が来るので一度あってくれとアランに言われ渋々合うことにした。

「お初お目にかかる、私オストリーナ国国王の、メナンと申します」とてもキレイな女性だった。

「あっ、初めまして、オウカです」

「貴女様の活躍は聞き及んでいます、戦場において素晴らしい活躍をなさったと」

「あっ、敬語ではなくてもいいですよ? 私そんなに位の高い人ではないので」

「何をおっしゃいますか貴女様は、この国の皇女ではないですか、そのようなお方に、タメ口など」

「そういえばそうだった、アランと結婚したから皇女になったのか」小さく呟く。

「それで、メナンさん、今回は、どんな用できたんですか?」アランが問うと、「実は、我が国では、無法者が暴れ狂っておりまして、その者たちを鎮めていただきたく」

「どんなことをしてるの?」

「貴族を襲い、男は惨殺し女なら性奴隷にしています、何人かは助けられましたがその他大半は、まだ」

「事情は分かった、1つ聞きたい、その情報は、嘘ではないのだな?」カナンが唐突に、口を出す。

「嘘な訳ありません、私の近衛騎士団の情報です」

「そうかなら良い」

「受けていただけますでしょうか?」

「分かった、引き受けよう」そう言い、依頼を引き受けるであった。

「オウカ、やつは黒だぞ? 何故引き受けた?」

「わかってる話し方が嘘をついている人のそれだった、受けたのは、合法的に悪をさばけるからだよ、大義名分がほしいの」

「なんかお姉様悪役ポイのだ」ガウルが珍しくツッコミをいれる。

「なんとかなるわよきっと」そう言い、準備をするのだった。


〜次の日〜

 オストリーナ王国へ、向かう馬車が到着し、それに乗り、オストリーナ王国へ向かう。

「お姉様、絶対にむちゃだけはしないでくださいよ?」

「大丈夫、いざとなれば、全部焼き払うから」

「不安しかないのだ」

そうこう話しつつ、ようやく、オストリーナ王国へついた。

「此処が、オストリーナ王国か〜、結構大きいね」そう言い、オストリーナ王国の中へと足を進めるのであった。

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