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第二十八話修行

 暴走してから何日か経ち、復興作業も終わりが見えてきた頃私は皆に、話があると言い集めた。

「私は今のままじゃ、また暴走するかもしれない、だから修行の旅へ出ようと思う」

「それなら、私が修行付き合ってやるよ」そうカナンが、言う。

「でも、傷つけてしまうかも」

「貴女と戦ったときにわかったけど、貴女私よりも弱いわよ? そんな相手に傷つけられると思う?」

「そう言われると、言い返せないけど」

「それなら決まりね、さっそく今から始めるわよ」

「私、あの力を制御出来るようになりたいの」

「お姉さんに任しとき!」というわけで修行が始まった。

「多分あの力は貴女の感情が昂ぶったときに発現すると思うのよね、まずはそこをなんとかしましょう」

「感情のコントロールかぁ」そう言い、自身への怒りを心のなかで思い浮かべる、すると意識が何かに持っていかれるような感覚に襲われた。

「オウカ! 意識をしっかり持って!」その言葉を聞き、何とか保つ。だが頭の中に声が響く。

『私を飼い慣らそうってわけ? そんな簡単じゃないよ? まぁ、貴女なら出来ると信じて、身体を乗っ取たんだけどね。 まぁ、せいぜい頑張りなさい』そう聞こえた。

「ハァハァハァハァ ありがとう何とか戻ってこれた」

「呑み込まれそうになったら、私のことを思いなさい、そうしたら私の加護が受けられるはずよ」

「どんな原理なの?」

「あらっ? 知らないの? 夫婦になったら、互いのことを強く思うだけで、少し加護が受けられるのよ? このぐらい、常識でしょ?」

「全く知らなかったそうなのか」

「貴女どんな田舎の出身なの」そうこう言いつつ、修行を続行する。

その日は、何とか呑み込まれないほどにはコントロール出来た。


 次の日

「さあ、今日からは、実戦よかかって来なさい」

「じゃあ、遠慮なく!」そう言い、感情を昂らせ、力を開放する。

背中に生えている砲塔を、カナンへ向ける。

「消し炭になれ!」そう言い、砲撃を放つ!

しかしカナンは、避けることもなく、指一本で、弾く。

「なにっ!?」続けて何度も砲撃を放つが、すべて弾かれてしまう。

「甘いわね、砲撃はこうやるのよ」そう言い、特大の魔力を集め、ビームをこちらへ放つ。

既のところで避けれたが、当たっていたと考えると、背中に冷や汗がつたう。

「一点に魔力を集めるようにしなさい、そうすれば威力が上がるし拡散しなくなるわよ」

「なるほど、こんな感じかな?」言われた通り、やってみる、すると、先程よりも威力が上がり、拡散しなくなった。

「言われただけで出来るなんて貴女凄いわね」砲撃を弾きながら言う。

 こうして、何とか力を制御できるようになったが、いざというとき以外は、使わないでおこう。

「ところで、剣の修行もつけてほしいのだけど」

「勿論いいわよ、明日からね」そう言いその日は、家へ帰り、ゆっくりと過ごした。


〜その日の夜〜

「ねぇ、オウカさん」そうアランが珍しく、声をかけてくる。

「どうしたの?」

「今日、夜の営みをしない?」と、直球に言ってきた。

少し悩んだ末、「いいよ、しようか」そういった。

「オウカさん入れますよ?」

「良いよ来て♡」

「んっ///」

「オウカさん可愛い」

「かっ、可愛いなんて言わない」そん事を言いつつ、行為を楽しむ、その時、エリナ達の視線を感じる。

「アラン君ちょっと待って、エリナ達が見てる」そんなことお構い無しに、アランのスピードは、早くなる。

喘ぎが抑えられなくなり、いやらしい声が漏れる。

少しすると、アランが、絶頂を迎えた。

「ハァハァ、気持ちよかったですか?」

「ハァハァハァハァ、ええとてもね」

その日の夜は、とても濃厚にアランと愛し合い、カナンから苦情が来るほどだった。


〜次の日〜

 昨晩のことがあってか、カナンの、修行はとても厳しくなっていた。

「少し厳しすぎない?」

「うるさい! 私ともあんなに声出さなかったのに……」そう言っている。

「何だ〜、カナン寂しかったのか〜、寂しいならそういえばいいのに〜」そうからかうと、さらに修行が厳しくなったのは言うまでもない。

何ヶ月か経ち、剣の腕前もかなり上達した。

「カナン有り難うね付き合ってくれて」

「何いってんの、夫婦何だから助けるのは当たり前でしょ?」頼もしい限りだ。

そんなこんなで、またアルナリ島へと戻ることへなった。

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