第二十一話新天地でのモンスター調査(4)
洞窟の中で1夜を過ごし、朝から行動しようと外に出ると、そこには昨日とは全く違う景色が広がっていた。
「えっ、此処何処?」ポカーンとしていると、近くから、足音が聞こえた。
「グォォォ!」「キシャーーー!」そんな音が聞こえ、恐らく縄張り争いをしているのだろうと思いつつ、少しだけ観戦することにした。
片方は、恐竜のようなモンスターで、もう片方は、大きなカマキリだった。
「ひっ……虫、あれも調査しないとだよね……嫌だなー、そんな事を言っていても先に進まないわよオウカ、やるのよ」そう言い聞かせ、調査を始める。
〘このモンスターは、二足歩行で、体表を赤い外殻で覆っているのが特徴である。
食性は肉食であると思われ、小型モンスターを後ろから近づいて、噛みつきで仕留めると思われる。
縄張りの広さなどに関しては、不明だが、凶暴であることは確かである。
攻撃方法は、噛みつき、タックル、炎ブレスが主であり、特に危険なのは、炎ブレスである。
縄張り争いが終わると、食事を開始するのではなく、その死体を、持ち歩くという生態があるようだ。
目についた、モンスターには、品定めするかのように、少しの間モンスターを観察するという姿が確認された。
寝床に使っているのは、大きな洞窟であり、昼夜行性であることが確認され、夜にも活発に動いているので、眠ている時間は、ほぼ無い。
夜になると、少しだけ眠り、昼間に、狩ってきた、獲物を食べ始める、洞窟の中には、他にも狩ってきた、獲物がいるようで、中には、腐っているものもあり、とても悪臭が漂っている、そのため嗅覚は恐らく、強くないとされる。
夜の活動は、次の日の、獲物探しと、縄張りのマーキングをしている、マーキング箇所は、2日間調査していたが、同じ所ではなく、前日よりも遠くの方にマーキングしていたりと、範囲はどのくらいか判別ができない。
このモンスターに、オルケナリと名付ける。〙
その次の日、新しいモンスター探しと、家を探すため、川辺へときた、そこでは丁度大型のモンスターが水を飲んでいた。
〘見た目は、ステゴサウルスのように、さなかに棘があり、草を食べていたことから、草食であるとされる。
嗅覚と、聴覚が優れており、前日オルケナリがマーキングしたところを意図的に避けていた為、危機察知能力も高いと思われる。
少し調査をしていると、6頭ほどの、同種モンスターと合流したことから、群れのリーダーが周囲を確認していると思われる。
このモンスターは、以外にも足が早く、肉食のモンスターと遭遇すると、一目散に逃げる姿が確認された。群れの中でで、小さい個体が逃げ遅れると、リーダーが助けに戻るという、姿が確認された。その際、肉食のモンスターに対して、さなかの棘を全面に展開し、肉食のモンスターへ、突撃を繰り返し撃退していた。
このモンスターを、ステラゴロドンと名付ける。
このモンスターは、昼行性であり、夜になると、真ん中に小さい個体を、その周りに大人の個体が囲むようにして眠るという姿が確認された。〙
「ふぅーこのぐらいでいいかな、さてと、家に帰りますか。」そう言い、家に帰るため、川辺へと、戻り、下流へ向かうのであった。




