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第十話転生した意味

 モンスター襲撃から、3日経ち、その日は何もすることがなく家に居たのだが、ふとこの世界に転生した理由を思い出してみた。

「(元はと言えば、一度死んでるんだよね私、あれ?何で、自分から命の危機に晒される、依頼ばかり受けてるんだろう?お金はすでにかなりの額有るというのに)なんでかなー」そう呟くと、近くにいた、エリナが、「どうされました、お姉様?」

「いやー、実は私転生者なんだけどさ、この世界では、安全にスローライフを楽しもうと思ってたのに、何か危険な仕事ばっかやってるような気がしてね」

「えっ、お姉様転生者だったんですか!?」いきなり大声をあげられ、少しびっくりしながら、「えっ、転生者って珍しいの?」と聞き返した。すると、エリナの大声を聞いた他の四人が、集まってきた。

「いや、珍しいて物じゃありませんよ、転生者が呼ばれるってことは、世界に何かが起こるってことですよ!」そう言われ、ポカーンとしていると。

「て言うか、何でこの世界に来たんですか?」

「何か、本来は違う世界に行くはずだったんだけど、神様の手違いでこの世界に来ちゃったんだよね」

「何か、神様も、大変だね」と、そんな話をしていると、不意に、トウカが、「お姉様、提案なのだが、スローライフを送りたいのなら、街を出て何処かたびに出るというのはどうかな?」その言葉を聞いたとき、私の頭の中に、あの神様の声が聞こえた。

「あーあーテステス、聞こえるかな? 今回お前さんに連絡したのは、超特大ニュースを知らせるためだ、その内容は、お前さんが、ドラグマオンラインで拠点にしてた、あの屋敷あるだろ? あれそっちの世界に送っといたから探してみてくれ、安心しろお前さん達しか入れないようにしてある、ほんじゃまたな」あり変わらず、言いたいことだけ言って帰っていきよる。

「あー、みんな、何か今ね、神様から連絡があってね、別の世界で私の使ってた、屋敷をこっちの世界に出現させたらしいんだけど、探しにいく?」そう言うと

「勿論」と返ってきた。

というわけで、自分の屋敷を探しに旅に出ることになった。


 ギルドなどに、旅に出ることを伝え、街を出る、ゆっくりと探すということで歩きで屋敷を、探すことになった。何事もなくつければよいのだが。

 取り敢えず、索敵を常にすることを意識し、ペットのハヤブサマルを見張りに付けることにした。

最初のうちは、順調に進んでいたが、やはりと言うべきなのか、トラブルに見舞われる。

モンスターが襲ってくるのはいい方で、時には山賊が襲ってくることもあり、その度に、対処するのは骨が折れる。

この時、初めて人の命を奪ってしまったが、やけに頭の中は、クリアだった自分がとても怖かった。


「この辺りは、大きな街とかって無いね」エリナに話しかけると、エリナではなくトウカが、「この辺りは、強いモンスターがうじゃうじゃ出るから、街を作るのには向かないのよ」と、教えてくれた。

「私エリナ達に比べて何も知らないなー、もっと勉強しなきゃだね」

「いえ、お姉様は、そこにいるだけで癒やしですので、知識がなくとも大丈夫です、知らないことは私達がフォローします」

「なんて頼もしい、子達なんだ、嫁に出しても大丈夫なくらいだ」

「お姉ちゃん、おばさんくさーい」

「まぁまぁあとどれぐらいかかるか分かりませんが、気を引き締めて、先を目指しましょう」


 旅を始めて一週間がたった頃、小さな村に着いた。

その村にある山の上に一軒の屋敷があった、間違いないあれは、私がドラグマオンラインで拠点としていた屋敷だ。

「あの屋敷だ! やっと着いたー、皆お疲れ様」

「もう、ヘトヘトですよ~」

「やっと着いたのだー」

「まずは、村の人に話を済ませようか」そう言い、村へと向かった。

 村へ入ると、何やら騒がしかった。

「済まないが、なにがあったのだ?」そう聞くと、

「あぁ、旅のお方実は、少し前に、この街にモンスターが、攻めてきたのですが、あの屋敷に、住んでいる、メイドさんが追い払ってくれまして、その感謝の祭りを開いているのです」

(メイド? そんなの、あの屋敷にセットしていたっけ?)そう思っていると、モンスターを退けたと思われる、メイドが、こちらに近寄ってきていた、そして、私を見るなり、

「あっ、貴方様は、ご主人様! ようやくお帰りになられたのですね! 私、マリー心よりお待ちしておりました」そう言い、私にひざまついた。

(マリー?誰だそれ?)少しの沈黙の後、マリーと名乗ったメイドが、目を潤ませながら、こちらを見て、「覚えていないのですか? マリーのことを……あんなに貴方様に仕えておりましたのに」

「あっ、そう言えば、屋敷のギミック全て解き終わった、挑戦者に最後の試練を与える為に、用意してた、あのマリーか」ようやく、思い出せた。その言葉を聞き、マリーは、とびきりの笑顔で、「はいっ、そのマリーです!」と答えた。

「ところで後ろにいる、女の子たちは誰です?」

「そう言えば、まだ紹介してなかったね、私の新しい家族だよ、ほら自己紹介して」

「お姉様に、最初に買われたエリナです」

「エリナの、次に買われたガウルなのだ!」

「フィーナだ、よろしく」

「りっ、リゼですよろしくお願いします」

「トウカよ、よろしく頼むわ」

 全員の自己紹介が終わり、7人で宴を楽しんだあと、屋敷へと向かった。

 

 中は、マリーが掃除をしてくれていたようでとてもキレイで清潔感があった。

「マリー、お風呂に入りたいんだけど、入れるかな?」

「もちろんです、ご主人様、ですが湯が沸くまで少々お待ち下さい」

「じゃあ、お湯が沸くまで、部屋とか決めようか」

「自分専用の部屋があるのだ?」

「うんっ、この屋敷部屋だけは、多いからね、使える部屋は、何個ぐらいある?マリー」

「全ての、部屋がお使いにいただけます」

「ありがと」そうして部屋を決め、お風呂の時間がやってきた、ガウルと、トウカが、広い風呂に大喜びしてはしゃいでいる。

「あんまり、はしゃがないの、ほら体洗うよ」そう言い、皆に体を洗うように、呼びかける、自分も体を洗おうとしたとき、マリーが、「お背中お流ししますご主人様」そう言い、背中を流してくれた。

 湯船に浸かり、「あぁー生き返るわー」と言うと、ガウルからまた、「お姉ちゃん、おばさんくさーい」と言われた、浸かっていると、エリナがこちらをチラチラ見ている。

「ん? どうしたのエリナ?」

「いえ、相変わらず、大きいなと思っただけです」

「おおきい? なにが?」

「だから、むっ、胸ですよ」顔を赤くしながら言う。

「エリナもそこそこあるじゃん」と言うと、ガウルが、突然胸を揉んできた。

「ひゃん!?」不意に揉まれて、変な声が出てしまった、その反応を見て、ガウルは楽しそうに、私の胸を揉んでいる、それを見た、他の子達も、揉みたそうに、こちらを見ている。

「はあー、もう少しだけだよ?」そう言うと、嬉しそうに笑った。

 その後は、何事もなく、床へつけたので良しとしよう、まさか、一日で、こんだけ同性に胸を揉まれるとは、明日からはなにをしようかな?

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