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わがまま女神の開拓誌 ~自分の島を観光地にしちゃおう!!~  作者: 青衣
第3章【火曜の火山《燎煉》】
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いたって健康です

もう身体は万全の状態

 すっかり病室の明かりが消えた室内はまた私一人となり、数えたところ明日で退院を控えた今日この頃。

 味っ毛の無い病院食ともお別れとなると夜にオヤツを摘まんでた生活に戻ると言うのが憎たらしく思うが、こんな制限された場所に入れられたなら気のせいか痩せたように思えた私。

 栄養のとれた食生活とリンゴをいやと言うほど食いまくって健康になった身体。


 でも一言言うなれば体格や体重にいたっては私達こと七曜神は体格など基本固定されているためどんなに太っても数百グラムの差ほどでストップする。

 痩せもその然りだが、女と言う生き物は体重に気を使う生き物でねぇ……主なんてわずかに増えただけでもピーピーわめいては三日坊主の運動に精を出すのは笑える。


 けどよく考え裏を返せば私は太ったりしないのだから体重管理もする必要もなく、ましてや暴食をしたりする女だ……ずいぶんとガサツなものだろう?

 細かい健康管理には向いてないな……ははは。


「ちょっと蒸し暑いな、窓を開けるか。」


 夜風を取り入れようと少しだけ窓を開けた。

 ここは病院の3階だから誤って転落しないようにあまり開かないようになってるが私の頭は通過できる程はスキマが存在する。

 夜風よろしく星空を堪能しようといろいろアチコチ様子を見ていたら意外なものを発見してしまった。




 ……ほう、なかなかデキてるじゃないか。




 窓を開けなきゃ決して見えない角度にはほぼ完成に近い博物館が建っているのが夜だからだろう、ボンヤリと輪郭がうっすら見えている。

 七刻の建築技術は他の世界に比べると魔法を使えたりするぶんずいぶんと早く出来上り、ものの10日程度で更地から出来上がるものなんだ。

 建築物7日会わざるば刮目して見よとはまさにこう言うこと……なに? 違う? 細かいことは気にしたらダメだぞ。

 私だって知った上でボケてるんだからな。


「はふぅ、みんな久々に会うが心配……はしてなさそうだな。」


 結局面会に来なかった智美は他人の心配はあまりしなさそうだから期待値は低め、おもむろ聖奈や恵麻あたりしか心配はしてくれなさそうだな。

 だってこの2人は私たちの中でも比較的優しくて良識的で、天使みたいな存在……だからだろうか、心は案外重くて些細なことで病んでしまうのがタマにキズって事くらいだろうよ。

 そういう点ではアイツも大変だなぁ。
















 夜風も堪能したし今日は寝るとしようか。

 病院生活はいろんなものが制限されて自由なんてほとんど無かったけどたまにはこう言った環境の中で暮らしてみるのも案外悪くないと思える。

 新鮮って言うか、普段体験し得ないからこそなんだと思う。


 けどなんだかんだ言って入院しないことが1番、病気にならずに健康でいてくれれば私もあまり仕事しなくて済むんだから暴食とかタバコは控えることだ。

 じゃないといつか私がこの鎌で……命を刈り取りにやって来る、若くして死ぬのが真っ平ゴメンと言うのならね。


「もうすぐ燎煉での生活は終わる。 暑いの次は寒いになる。 私はどっちもイヤなんだがこの極端な気候の島は私達の楽園なんだからなんだかんだ言って好きなんだ。」


 完成間近の博物館には何が飾られるんだろうか?

 この前述べたように私は宝石や貴金属と言ったものに興味を持つことはないだろうが、観光の目玉となるモノが出来るとこについては一応やり遂げたって誇りたい。

 たとえ途中で力尽きてこんな病人になってしまったとしてもだ、重労働を体験したんだから私も立派なこのプロジェクトの仲間。

 よく頑張ったから次の時雨の開拓はまるまる休んで良いよって労ってくれても良いんだよ?

 まぁ、【冥綾も手伝いなさーいっ!!】っていつも通り結愛が駄々こねそうだからこの島の全部の地域の開拓が終わるまでは休みなしなのは目に見えているだろうね。


 おっと、明日からまた地獄のような日々が始まるんだからパソコンはこれっきりにして体力を養うためにもう寝るとしますか。

明日から頑張りましょう

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