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わがまま女神の開拓誌 ~自分の島を観光地にしちゃおう!!~  作者: 青衣
第3章【火曜の火山《燎煉》】
73/120

熱くて暑くて冷たくて

冷たいデザートを目の前で

 智美の作る晩御飯は栄養バランスもありながら燎煉でも問題なくかつ健康的に動けるように基本カロリーは以外と高めなモノが多い。

 でもここじゃ暑さやハードな労働がありふれているおかげか、嫌でも身体の脂肪は溶けていくし見た限りだと明らかに見て太った人は燎煉には誰一人として居ないはずだ。

 でも知っているか? 美味しいものほど食べると早死にしやすくなるんだぞ。


 まぁ、寿命の概念があまり無い私にとっては別にどうだって良いのだが……1つ危機的か問題に直面しているとなるとやはりネタ不足だろうか、実況をし続けなければ七刻を宣伝する手だてはないとはいえワンパターンな物ばかりだと視聴者離れも怖い。

 1日辺りの再生数が0になったあかつきには、精神的に私が死ぬのであしからずに。


 だがまぁわかる通りだが見てくれている人数が元より少ないのはご愛敬。

 それに最近は食品レビューだの風呂だのとありきたりなネタしかやっていないだろう?

 何をすればいいか全然分からずじまいな私に助言すると思ってさ、なにか良さげなネタが見つかったらコッソリと教えてくれないだろうか……って、ははは……冗談だよ。


「私もお風呂上がったわっ!! アイスよ、アイスっ!!」


「さっぱりしたぁ。 やっぱり熱湯風呂はこうじゃなきゃ。」


 結愛がホカホカと身体から湯気をたてながら風呂から帰ってくると冷凍庫から私が皆用に買い置きしてるアイスを持ち出すと美味しそうに食べている。

 風呂上がりのアイスはさぞ美味しいだろう? って、無理に頬張ると頭痛が……ほら、言わんこっちゃ無いなぁ。


「あー、頭痛ぁっ。」


「普通大口で女の人は食べるもんじゃ無いと思うけどなぁ。」


 そういう瑞穂もけっこう大口で晩御飯のラーメンをバクバクと食べていたのは内緒だがな。

 さて、2人が風呂から上がったことだし私もそろそろ入ってゆっくりしたいんだ。

 今日1日は仕事がなくて何も無かったかのように思えたが、久々に力を出して戦うことができて息抜きとしても楽しかった気が……こらそこっ、一方的にボコられたとか指摘しない。


 そう言うなら指摘するヤツが結愛と戦ってボッコボコにされちゃえば良いんだぞ。

 ああ見えて子供だけど魔法を使わせたら普通の人間には太刀打ちのしようがないし。


「子供は余計っ!!」


 おっと聞こえていたのか!?

 すまんすまん、そんなに睨まなくたって……怒りの矛先こちらに向けられる前にお風呂でも入ってくるとしますか。
















 さてさて、相変わらず地下からボコボコと音をたてながら湧きながらにして沸いているのは見るものを圧巻させるようなお湯……というか沸騰したお湯そのもの。

 火曜の姿で以外で入るのは大火傷よろしく自殺行為みたいなものだが、もし耐熱スキル持ちとかの人はぜひとも燎煉に来た時には温泉にでも1度は来てほしい。

 絶対損はさせない、この事については私が保証するッ!!

 あまり嘘は言わないし何しろ風呂好きの私が言うんだから絶対に違いない。


「ふむ、たまには宣伝らしいキャッチーを風呂場で演説するのも面白いかもしれない。 さすがに素っ裸での配信とはいかないから当然タオルは巻かせてもらうが私と言う看板娘も居れば視聴者も喜んでくれる……かな?」


 いまだに魔法の効果がかかって耐熱や耐寒、対衝撃に強くなったパソコンで配信をし続けるがさすがはネットのガチ勢を名乗る強者視聴者と言うべきだな。

 自前のデスクトップパソコンを風呂場に運んでまでも私のチャンネルを視聴してくれるとはうれしい限りなんだけどね? いくらなんでもやり過ぎだとは思う。


 だが裏を返せばそこまでしてもこの七刻を支持したいという他の世界の人がごく少人数でも居るってことが私の活力を首の皮1枚で繋ぎ止めてるって言っても過言じゃないのかもしれなく、これに関しては大袈裟でもなんでもない。

 実際に実況してみて視聴者が0って事もあり得ただろう……トークスキルが全く無い自分が2桁ではないがにしろよく頑張ってるって誉めてあげたいんだ。




 ……自分で言うなだとッ!?




 別に自分で自画自賛したって良いだろう?

 私はとても頑張ってる、そう……毎回頑張っているんだから。

 その調子で七刻全てが終わるまで私は諦めてなるものかッ!!

お風呂はやっぱり大好きな女神様

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