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サルド商会へ行きました。

ギルドから大体10分ぐらい歩いて見えてきたのは、ものすごい大きさの建物。


「でか…」


こんなでかいのか…すごい人なんだなサルドさんは…


「入るか…」


扉を開けるとそこは、すごく賑わっていた。

うぅ…まじか…

受け付けみたいなところがあったので、俺は意を決してそこに行った。


「あのー…サルドさんに会いに来たんですけど…」


「会長ですか?お名前伺ってもよろしいですか?」


「ソーマです…」


「少々お待ちください。」


________________________________________


少しすると受け付けの人とサルドさんが来た。


「おぉ。ソーマ来たのか。」


「はい。急に来てお邪魔じゃなかったですか?」


「今はあまり忙しくなかったから大丈夫だ。」


「それは、よかったです。あぁそれとここはポーションとか売ってますか?」


「売っているぞ。3種類あるのだが、下から下級、中級、上級となっていてな。下級が銅貨3枚、中級が銀貨1枚、上級が金貨1枚になっている。」


「では、下級を3本ほど買わせていただきますね。」


「それなら、ひとつ銅貨2枚にしよう。」


「いいんですか?」


「あぁ、これから活躍しそうだしな。」


そんな期待されても困るんだけどな…頑張らないとな…ははっ


「これが下級ポーションです。」


受け付けに居た人がいつのまにかポーションを持って来ていた。


「えっと、じゃあ銀貨1枚で…」


「はい。お釣りの銅貨4枚です。」


「それじゃあ、失礼します。」


「ちょっと待て、ソーマこれを持って行け。これはマジックバックだから多少は多く物がはいるぞ?」


「サルドさん気持ちはありがたいですが、流石にこれは貰えません。」


「いいのだ。持っていってくれ。そしてたくさんクエストをこなしてくれ。」


「はぁ、分かりました。頂いときます。そろそろ行きますね。」


「あぁ、頑張ってくれよ。」


「また、来ます。」


そう言って俺は、サルド商会を出た。

サルドさんは本当にお人好しだな…


________________________________________


「会長よろしかったのですか?」


「もちろん。彼は、私が見込んだのだからな。ガッハッハ。」


「また、勘ですか…」


「私は勘で決める奴だと知っているだろ。彼はいずれ大物になるぞ。」


「そうだといいのですがね…」


________________________________________

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