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異世界に転移することになりました。

「高崎蒼真さんあなたは異世界に転移することになりました。」


「…は?」

どうしてこうなった?

確か学校が終わって家に帰って来る途中にいつも通っている交差点で待ってたら急に突っ込んで来たトラックに轢かれたんだっけ…

つまり俺はもう死んでるってことか…ふむ、なるほど。じゃねぇ!!なに自分が死んでふむ、なるほどで片付けようとしてんだ!馬鹿か俺は!


「少し落ち着いてください。」


「落ち着いてくださいじゃねぇよ!自分が死んだのに落ち着いてられる奴なんているか!?普通テンパるだろ!?」


「話が進まないので少し黙ってください。」


「はぁ!?なに言って…」

なに言ってるんだって言いかけたら急に声が出なくなった。

いや割とガチでまったく声が出ない。


「私の魔法で声を出せないようにしました。」


魔法?非現実的な単語が出てきて、さらに混乱してきたとき俺の前にいる女の人がこう言った。


「私はアルマ。あなたたちの世界では女神と言われる存在です。」


お母さん目の前にいる女性は女神様だったようです。

殺されるかも知れません。


「私はあなたを殺しませんし。そもそもあなたはもう死んでいます。」


そりゃそうだ。俺もう死んでるんだったぜHA HA HA


「そろそろ話に戻っていいでしょうか?異世界転移せず地獄に送りましょうか?」


すいませんでしたっっ!!話に戻ってください!!


「分かれば結構。それではなぜあなたみたいな冴えないぼっちの高校生を送ることになったかと言うと…」


ぐっ!さりげなく人が気にしてることを言ってきた。それより理由は?


「特に理由はありません。」


ないんかいっ!


「強いて言えばあなたの運が絶望的に悪いので、可哀想だなと思ってただけです。」


そう俺、高崎蒼真は絶望的に運が悪いのだ。夏祭りで二分の一で当たるくじを10回引いても何故か当たらないのだ。

入ってないんじゃないかと思ったのだが俺の次に引いた人は当たっていた。

運が悪いとは思っていたが女神様に同情される程だとは思っても見なかった。


「まぁあなたの運のことなんかどうでもいいので置いといて、これから送る世界について少し説明をします。」


女神様が言い始めたのにどうでもいいで片付けないで…泣くよ?


「泣きたければ勝手に泣いてください。送る世界の名前はアールンと言います。剣と魔法の世界です。その世界には魔物と呼ばれているものもいます。あとは、獣人やエルフなどの亜人もいます。時間なので説明するのはここら辺にしてそろそろ送ります。」


おぉケモミミもあるのか!?楽しみになってきたぁー!


「あちらの世界にはステータスもあるので着いたら確認してみてください。それでは行ってらっしゃい。」


その言葉を最後に俺の意識は消えていった………

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