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十分小説書いてみたシリーズ

お題「G」

作者: Xenon

カサカサカサカサ…

「一匹見たら三十匹いると思え」

なんてのはよく聞く話だ。


でも、今俺の前にはそんな話なんて比較対象にならないほど膨大な、それこそ雄大な雪景色に使われる、「銀世界」に準えて「黒世界」とでも言おうか、という程の数の「G」、そう、ヤツだ。


大量のゴキブリがガサガサと蠢いている。


カサカサじゃない、ガサガサなんだ。

多すぎて、音が重なりすぎて、一匹一匹の奏でる音は「カサカサ」のはずなのに「ガサガサ」になっちゃってんだ。


どうしてこうなった、俺は記憶を辿る。


俺はゴキブリが好きな、所謂変わり者だった。

三ヵ月前のあの日、俺は家の中に出没したソイツをふと飼ってみようなどと血迷った。その約二週間後に二匹目も無事手に入れられてそのさらに数週間後には子供も産まれ、飼育は軌道に乗っていた。

そして、七日ほど前、俺は旅行に行くこととなった。


未完

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