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五国大乱番外地 -地図や用語集など-  作者: 牧谷マサトシ
各部別の登場人物、用語など
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第四部 猿編用語集【第0話~9話】 (2016年10月27日更新)

・大分類は[人物] [魔物] [獣] [用語] [魔術] [スキル] [国名] [地名]の形式で表記。

・用語は【シンバ皇国】など、【】で表記。

・[人物]、[国名]は必要と判断した場合、生誕年や建国年を表記。

・条件が重複する場合は、例:[用語][魔術] 【勇者召喚】と表記。

■第四部 魔人 リウカウ

 ◆第0話 「エトゥ・エシラト」


・[人物] 【エトゥ・エシラト】:

人族。二つ名は「海賊王子」。始祖大陸の発見者。エシラト王国28代国王ムガベ・エシラトの落胤。その後、正式な(・・・)妾となった為、王位継承権を与えられた。五大国の後援を受けた12隻の大船団を率いるも、大凪原で遭難。始祖大陸に漂着し、18年後、マレ大陸の飛竜岬に帰還。二つ名は「航海王子」に改められた。種族特性なしのギフト、[スキル]【古代語】を持つ。


・[国名] 【エシラト王国】:

「航海王子」エトゥ・エシラトの故国。


・[用語][スキル] 【ギフト】:

生まれた時から保持している天賦のスキルのこと。


・[人物] 【ファティマ・ニールセン】:

人族。エトゥの母。16歳でムガベの手付きとなり、エトゥを産む。


・[地名] 【始祖大陸】:

全ての種族(竜人族、巨人族を除く)が生まれた大陸。伝説の大陸とされていたが、1512年「海賊王子」エトゥの発見によって、史実であったことが確認された。現在、五大国の合資ギルド【始祖極星】によって管理されている。


・[用語] 【始祖極星】(1):

始祖大陸から見ることが出来る極星のこと。


・[用語] 【始祖極星】(2):

五大国出資の合資ギルドのこと。始祖大陸を管理、統治している。


・[用語] 【竜人族】:

身長3mを優に超え、種族特性[スキル]【ブレス】を吐く。全身は固い鱗で覆われている。、巨人族とともに古代アラトを二分した戦闘民族。数千年前に絶滅。


・[用語] 【巨人族】:

男は身長3mを超える。種族特性[スキル]【線陣紋】を使う。竜人族とともに古代アラトを二分した種族。現在、北大陸の東、アルフォ山脈のさらに東にひっそりと住む。


・[人物] 【ユウキ・オカ】[810年(地球より転移)-831年(行方不明)]:

地球出身の「流人」。二つ名は「赤色彗星」。モットーは「三倍努力」。「勇者召喚」だったのか、偶然流れ着いたのかは不明。S級冒険者でもあり、当時の最強魔術師。アキバ帝国の初代皇帝。食や文化に造詣が深く、1000年経った今でも、その影響は各地に残されている。政治経済に関しては、特にウスト大陸では今尚、ユウキの影響下にあると言われる。


・[国名] 【アキバ帝国】[827-現在]:

建国者は「赤色彗星」ユウキ・オカ。ウスト大陸の北に位置する、人口1億人を超える大帝国。千年帝国。


・[地名] 【竜の巣】:

ウスト大陸の西、魔大陸の南に位置する諸島群のこと。数千の島々にそれぞれ20~40m級の古竜が住む。ユウキ・オカが消息を絶ったとされる地。


・[国名] 【エドラ教皇国】[]:

建国者は「預言者」アーイル・コーカ。エドラ正教の初代教皇。


・[人物] 【トマス・ザクレロ】:

エドラ教皇国の聖騎士団顧問。エトゥ・エシラトの二つ名「海賊王子」「航海王子」の命名者。


・[用語] 【私掠船】:

国に(敵国に限り)海賊行為を認められた民間船のこと。


・[用語][国名] 【五大国】:

レミントラ帝国、大バロウ帝国、ルーフェン王国、アストニア王国、エドラ教皇国のこと。


・[用語] 【トルージャ条約】:

五大国が進めるアラト分割案の骨子とも言うべき条約のこと。内容は以下。(1)五大国が出資した合資ギルド「始祖極星」による始祖大陸の恒久的な権益の保護と、迷宮の管理。(2)今後、新たに発見された国や地域を自国領とする。


・[地名] 【魔大陸】:

南アリア半島の西、竜の巣の北に位置する、魔族が統べる大陸。詳細は一切不明。


・[用語][スキル] 【大樹の記憶】:

エルフ族の種族特性スキル。翠樹(世界樹)、あるいは青樹(精霊の宿る木)に自身の記憶をインプットするスキル。大樹からエルフ族の記憶を引き出すには、[スキル]古代語が必要。

※[スキル]古代語があれば、エルフ族でなくとも情報を引き出すことは可能。


・[魔物] 【海竜】:

海に生息する竜の総称。大顎系と首長系の海竜に分けられる。首長系は比較的大人しい。


・[用語][スキル] 【暗視】

暗闇で視界を確保するスキル。取得条件は夜空の星を合計200時間以上見ること。例:1日1時間×200日で取得可能。ただし、スキルアップ条件は厳しい。


・[用語] 【五連星】:

始祖極星の周囲で、五角形に輝く星のこと。



■第一章 知恵の実編

 ◆第1話 「リウド」


・[地名] 【南アリア半島】:

中央大陸の西端に位置する半島。


・[地名] 【ピレト山脈】:

西アリア半島と中央大陸を隔てるように連なる山脈の名称。標高6000m級の山々が連なる。人族が立ち入らない為、独自の生態系を形成している。


・[地名] 【ラモン村】:

ピレト山脈の麓に位置するガレニア領にある村のこと。ドワーフ族が住み、細々と鉱石採掘で成り立っている。村人は300人ほど。猿王種の襲撃を受け、全滅。


・[魔物] 【スノータイガー】:

サーベルタイガーの亜種。冬山に適応する為に、全身が白い毛に覆われている。広義の人族が山で出会えば、まず勝ち目はない。食用可(魔力抜き要)。

※毛皮は高値にて取引可。


・[魔物] 【猿王種】:

身長300cm、体重500kgを超える個体もいる山岳最強の魔物。上位種になるに従い、毛色が白→灰→銀→黒→赤黒に変化する。


・[用語] 【強力】:

主にドワーフ族が担うことが多い、山岳地帯において荷運びをする人足のこと。250~300kgの荷を運ぶ。


・[用語] 【ドワーフ族】:

始祖大陸出身の種族の一つ。男は平均135~140cmほど。女は140cmほど。他の種族に比べ、全身が太い骨格で出来ており、その周りを厚い筋肉が覆っている。


・[用語][魔術][スキル] 【マギバッグ】:

魔道具の一種。重さは数百グラムのバッグ一つに、約300kgの荷が入る。バッグに入れている間、中身の時間は経過しない。メットバッファローの第四胃袋を加工して作られる。


・[人物][魔物] 【リウド】

第四部の主人公。ピレト山脈に住む猿王種、約60頭を率いる群れのリーダー。物語開始時点で15歳、毛色は灰と黒の混色。


・[人物][魔物] 【ゴドウ】

リウドと同じ15歳。毛色は灰。リウドの右腕。副リーダー。猿王種は上位種になるに従い、身体が小さくなるが、ゴドウは灰猿にも関わらず、白猿よりも大きい変異体。身長300cm、体重約500kg。


・[用語] 【秘密袋】:

マギバッグのこと。リウドが名付けた。


・[人物][魔物] 【カノウ】:

雌の猿王種。リウドと同じ15歳。


・[魔物] 【森王】:


・[地名] 【森王の谷】:

ラモン村に近い山の山頂にある、50m以上の深さがある穴のこと。森王が住んでいる。


・[魔物] 【ディーマンモス】:

魔物の一種。長い毛、長い牙、長い鼻を持つ。体重10tを優に超える。食用可。


・[魔物] 【雪狼】:

魔物の一種。白い毛の狼。



 ◆第2話 「クラド」


・[人物][魔物] 【クラド】:

初登場時で8歳。頭脳においては、リウドを超える天才。その能力がリウドの知るところとなると、即、副リーダーを命じられる。


・[人物][魔物] 【ベルコ】:

クラドの父。白猿。


・[国名] 【カレイニア王国】:

水源をピレト山脈とする国の一つ。


・[人物] 【バート・カレイニア】:

カレイニア王国の国王。


・[人物] 【シルバラット・コニック】:

カレイニア王国の財務大臣。


・[人物] 【アルフォンス・サパス】:

カレイニア王国の内務大臣。


・[人物] 【セルティア・キシュウ】:

カレイニア王国の軍務大臣。閣僚の中で唯一の女性大臣。


・[人物] 【マット・ガレニア】:

カレイニア王国の外務大臣。ガレニア領を治める。


・[国名] 【プレミール公国】:

ピレト山脈を水源とする国の一つ。


・[国名] 【アリフェス連邦】:

ピレト山脈を水源とする国の一つ。



 ◆第3話 「ヨキ」


・[用語][魔術] 【猿王の力】:

強化のこと。


・[人物][魔物] 【ベラン】:

若い猿王種の一人。最初に森王ディーマンモスを発見した時にその場にいた一頭。


・[人物][魔物] 【ヨキ】:

若い猿王種の一人。槍の名手。猿の中で最初にスキル「投槍」を取得した。アスリートタイプ。


・[用語][スキル] 【投槍】:

取得条件は投げ方、命中精度、投擲の角度と距離の関係を理解し、実践すること。スキルアップ条件は全身の骨格、筋肉を連動させること。槍(特に握りと重心)の改良、テコの原理、ムチ効果、回転運動、助走スピードなどなど、多岐にわたる。



 ◆第4話 「森王」


・[用語] 【木の輪切り(のようなもの)】:

滑車のこと。


・[用語][魔物] 【森王】:

四本足の大顎系地竜種「ベリオクスス」のこと。


・[魔物] 【ベリオクスス】:

四本足の大顎系地竜種。起床は極めて獰猛。森に生息。ゴツゴツと分厚い皮膚。無毛。冬眠はしない。


・[人物] 【ガニエ・レパード】:

カレイニア王国軍の実質的最高責任者。将軍。55歳人族。セルティア・キシュウ軍務大臣は階級的には「元帥」であり、ガニエよりも上になる。



 ◆第5話 「迷宮」


・[用語][スキル] 【咆哮】:

ベリオクススが使うスキルの一つ。食らうと体内魔力の循環が阻害され、身体の自由を奪われる。意思で解くことが可能。初見では食らいやすいスキル。スキルレベルの高低を問わなければ、魔物の多くが持っている。


・[用語] 【勇者ジョージの竜退治】:

エドラ正教の宣教師から奪った幼年児教化用の絵本。


・[人物] 【ゼン、ピート、ライル】:

カレイニア王国『猿王種討伐隊』の斥候。ルート確認、障害物の発見と除去などが任務。ルート確認には、兵站の規模の算出なども含まれる。リウドたちによって狩られる。



 ◆第6話 「はじまり」


・[用語] 【一個の質は、万の量を凌駕する】:

アラトにおける兵法の鉄則。戦場の掟。



 ◆第7話 「魔人」


・[用語] 【全滅】:

部隊が軍事的な作戦行動を維持出来ない状態のこと。


・[人物] 【フレデリク・レンスキー】:

カレイニア王国の近衛師団長。人族の38歳。近衛師団の規模は一般兵から選抜された約800名。


・[国名] 【アルキド・ヴィータ二連国】(コーカ暦821年建国):

元はアルキド王国とヴィータ王国が合併して出来た国。一国二政府。連邦制。冒険者ギルド機構本部がある国。ただし、国軍は存在する為、冒険者ギルド機構が軍事を担っているわけではない。建国にはアキバ帝国の建国者ユウキ・オカが関係していると言われている。


・[人物] 【フェイト・ニコ】:

エルフ族41歳。冒険者ランクはA級。機構本部に勤務し、二つ名は「爆裂姫」。火系大規模魔術を得意とする。情にもろいが性格は大雑把。エルフ族の寿命を考えれば、正しく「姫」ではあるが、年齢的に二つ名の「姫」の部分が気になり始めている。


・[人物] 【ドウラ・レンツィオ】:

人族の61歳。元S級冒険者。冒険者に「引退」の概念はないが、男爵格を返上することで、指名依頼を回避している。ただし、ギルドに対しては協力的で、ちょこちょこ本部に顔を出しては、雑事を手伝ったりしている。二つ名は「白蛇」。白髪の長髪、長ヒゲが特徴。


・[人物] 【レオニド・ユーキリス】:

S級冒険者。


・[人物] 【グスタフ・トリィスト】:

人族、エルフ族、獣人族の三種ミックスの63歳。「白蛇」ドウラと同じく、元S級冒険者。男爵格は返上済み。二つ名は「王格」。


・[用語] 【神聖シンバ皇国】:

中央大陸で勢力を伸ばしている傭兵団。元は冒険者ギルドの一クランであったが、数年前に傭兵団に転身している。団長はエルフ族の魔術師ケイリィ・レグルス。エルフ族や獣人族の者が多く所属しており、正式メンバーは1000名を超える。


・[人物] 【ローウェン・ダリム】:


・[人物] 【アヴェル】:人族42歳。家名はない。二つ名は「蛮勇」。現役当時は「爆裂姫」フェイト・ニコのクランとライバル関係にあった。幅広の剣を使い、大雑把な性格と見られがちだが、細かい分析が得意。


・[人物] 【エンゾ・シュバイツ】:

第三部の登場人物。二つ名は「英雄」、あるいは「大賢者」。自称は「大魔導師」。一応、現役のS級冒険者だが、250歳を超える年齢からか、指名依頼が掛かることは滅多にない。100以上前、ユリジア王国の南の要所、キーフェン砦を巡る攻防戦で、数千のアストニア王国兵をほぼ一人で殲滅。アストニア王国では「狂魔人」と呼ばれ、忌み嫌われている。



 ◆第8話 「国のおわり」


・[人物] 【ローウェン・ダリム】:

45歳、人族。S級冒険者。数世代前に獣人族の血が入っており、純血ではない。二つ名は「血海」。敬虔なエドラ正教徒。身長2m超、体重約130kg。得物は1m50cmを超えるロングソード。アルキド・ヴィータ二連国の男爵。


[用語] 【魔皮紙】:

魔物の皮を使った紙。獣の皮と違って、スキルを使うことで文章やサインを固着化出来る為、大きな契約の際などに使われる。


・[人物] 【イーガー・エスコバル】:

冒険者ギルド機構本部詰めの事務方。28歳人族。冒険者稼業自体はD級で引退している。事務処理能力の高さを買われて、引退後、本部勤めとなった。


・[人物] 【ゲイル・バスケス】:

人族、48歳。ローウェン・ダリム率いるS級クラン【血盟戦線】に所属する斥候。A級冒険者。


・[人物] 【グイン・ポート】:

人族、55歳。ローウェン・ダリム率いるS級クラン【血盟戦線】に所属する魔術師。A級冒険者。


・[人物] 【ハミル・エルナンデス】:

人族、36歳。ローウェン・ダリム率いるS級クラン【血盟戦線】に所属する魔術師。A級冒険者。


・[人物] 【アリージュ・ボッツ】:

エルフ族、78歳。女性。ローウェン・ダリム率いるS級クラン【血盟戦線】に所属する魔術師。A級冒険者。元は魔術師ギルドに所属していたが、ローウェン・ダリムにスカウトされ、血盟戦線に加入した。


・[人物] 【レオニド・ユーキリス】:

人族とエルフ族のクオーター、32歳。S級冒険者。


・[人物] 【アクバル・バツーダ】:

人族55歳。魔術師。S級冒険者にして、魔術師ギルドにも所属する変り種。二つ名は「狂炎」。ギルドからの指名依頼を嫌がり、拠点を転々としている。祖国セントアデル王国にて叙勲を断った為、S級冒険者ではあるが、男爵格は持たない。


・[人物] 【ダグラス・シーバー】

人族。魔剣士。ユリジア王国の冒険者ギルド長、兼王都支部長。


・[用語] 【猿王討伐隊】:

ブラックピテクス討伐の為の臨時S級クランのクラン名。依頼は冒険者ギルド機構本部が仲介したカレイニア王国の指名依頼。リーダーは「血海」ローウェン・ダリム。



 ◆第9話 「お前たちを狩る人間」


・[用語] 【鹵獲ろかく

戦闘後、敵部隊の物資(武器、糧食、奴隷など)を奪うこと。



 ◆第10話 「」


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