ビビりながらの実験
4話 ビビりながらの実験
ラカは自室でギルドからもらった説明書を読んでいた。
1.ギルドカードは身分証の代わりになる
2.ギルドカードを紛失し、再発行は10万Rが
必要となる
3.依頼書の受理は自分の同ランクまでしか受
けられない。
パーティー内の最高ランクまでは受けられる。
自分のランク以下は受けられる。
但し、自分のランク以下の依頼は連続は受
けられない。
4.自分のランク以下の依頼はギルドポイント
はつかない。
5.緊急依頼は依頼を出した街に滞在中は強制
で受けてもらう。違う街などに滞在中の冒
険者は対象外。
6.冒険者が死亡しても自己責任。但し、ギル
ドに喧嘩を売る場合は全力で潰す。
7.ランクUP試験はギルド員からの伝達がな
いと試験は受けれない。
8.このルールを破る者はギルドを追放する
説明書の内容はこんな感じだった。
やる事なくなっちゃったし宿を出てギルドに行こう。
ギルドに到着して、Gランクの掲示板の前に行きゴブリン討伐の依頼書を片手にカウンターに並ぶ。
いつものおばちゃんがいなく、皆若い人達だ。
ラカはうさ耳のお姉さんを見つけて少し興奮気味に列の後ろに並ぶ。
そして僕の番。
僕はお姉さんの耳にクギ付けだ。
「ボウヤ?依頼書見して?」
声をかけられラカは恥ずかしそうに依頼書とギルドカードをお姉さんに手渡す。
「初めましてボクぅ。私はここの受け付けのマリーって言うの。これからも宜しくね?」
ウインクを飛ばしてくる。
僕は恥ずかしくなり、顔を下げてしまう。
「あっ、初めまして、僕はラカと言います。
此方こそよろしくお願いします。」
こんな普通の言葉しか出なく
「ボウヤは可愛いわね、ゴブリン討伐だけど無理はしちゃダメだよ?」
「はいっ‼︎」
恥ずかしい余りにギルドカードを貰い走りだした。
門に向かってる途中ニヤニヤしながらお姉さん綺麗だったなぁっと思っていた。
門に着き、ギルドカードを警備兵に見せて
「行ってきます。」
警備兵に手を振られたので振り返して門を出た。
外は未だに人が沢山いた。
戦闘の邪魔にならないように歩き、無事に森まで辿りついた。
今日はゴブリン相手にダメージを喰らうか検証しよう。
ゴブリンが出るまで森を彷徨う。
目的のゴブリンを見つけ、近づきゴブリンは隠れもせず堂々と目の前に現れる。
相変わらず小さいが、今回は攻撃をもらう覚悟ができたので攻撃範囲まで近ずく。
ゴブリンが木の棒を振りかぶった時、攻撃が来ると思い横に避けてしまった。
あっ、避けたらダメじゃん…
再び攻撃範囲まで近ずく。
ゴブリンが再び棒を振り上げ攻撃が痛かったら嫌だなぁ…と考えていたら又避けてしまった。
攻撃もらうのんって物凄く怖い。
何回も何回も攻撃を避けてしまう…
…
……
………
…………
あれから10分も攻撃が当たらず避けてしまっていた。
ゴブリンがとうとう疲れはて、ギャギャギャと大声を出した。
次々とゴブリンがやってくる。
周りをキョロキョロ見て、困惑した。
ゴブリンは総勢10匹にも増え周りを囲っている。
そして一斉に襲いかかってくる。
「怖いよぉー」
何とも情けない声を出しながら必死に避け続けていた。
時には変なポーズになったり、時にはゴブリンを馬跳びしたりして必死に避けていた。
そして遂に決定的ミスをしてしまう。
それは……
コケてしまったのだ。
立ち上がろうとした時に目の前にはゴブリンが棒を振りかぶっていた。
そして棒は頭に当たった。
直撃寸前に必死に歯を食いしばり痛みを我慢をしようとする。
………
「あれっ?痛くないや…」
衝撃はあるものの、思ったほど痛みが全然ない。
例えるならば、5歳ぐらいの子供に叩かれる程度の痛みだった。
自分のHPバーは減ったか分からないぐらいのダメージだった。
それも1秒後にはHP自動回復のスキルのおかげで全快していたと思う。
そしてニヤニヤしながらゴブリン達を見ていた。
攻撃が痛くない事とHP自動回復でHPが全快すると言う事実にニヤニヤが止まらない。
手をゴブリンに向けにサンダーと唱える。
そして目の前のゴブリンは黒焦げになりピクピクしていた。1秒後には粒粒になり消えた。
地面にはお金が落ちている。
お金を拾うのを後回しにし他の9匹のゴブリン達を見るてショートナイフを取り出しゴブリンの前に走って行く。
ゴブリン達は、頭や首や胸を刺されたり一匹、又一匹と倒れて行く。
辺りを見渡すとゴブリンの姿は無く、お金だけが落ちていた。
これを切っ掛けに、森を探索していく。
森の中は歩きにくい。
木の根っこが出っ張ったり、石が思ったよりもあったのだ。
地面には草が生えており、石等が何処にあるかわからない。
苦労をしながら森を彷徨っていたら、
ゴブリン達が沢山居る場所を発見する。
小屋みたいなのが4つあり、 周りには100匹以上いそうな感じだった。
「ゴブリンの集落? そんなものもあるのか… よし倒そう。 隠蔽で姿を消して、サンダー放ってたら滅ぼせるよね?」
っと考えながら姿を消す。
集落よりちょっと遠い場所の木の上に登る。
「よし。ここでいいや。サンダー」
するとゴブリンが一匹消滅する。
ん?隠蔽が解けた?攻撃をすれば解けるのか?今度実験しとこ。
「サンダー、サンダー、サンダー………」
18発目を放った後、サンダーが出なくなる。
自分のHPMPバーを見たら、MPが残り僅かになっていた。
「あれ?…あぁそうか…サンダーって確かMP10使うのだった…無限には出せたら魔法使いは最強だわな…ハハハハハ。 身体が凄く怠いなぁ…」
と言いながら、待機する。
ゴブリンの集落では何処から攻撃を受けているのかも分かっていなく、ゴブリンはキョロキョロしている。
2分後…MPを全回復して又してもサンダーの嵐…嵐…嵐……
MPを全快してサンダー連発でMPを回復のローテーションを10回し、ゴブリンの姿が一匹も見当たらなかった。
ギルドカード裏のゴブリン討伐が183/5となっていた。
そしてレベルも3上がり今では6になっていた。
ゴブリンの集落に行きお金を集める。
これが又大変だ…178回分を拾わないとダメとは辛い…まぁお金は全て拾うけどさ…
お金を拾い集めると辺りは夕方になっていた。
急いで始まりの街に帰る。
そして門の前まで到着する。
「身分証か100R出しな。」
ギルドカードを警備兵に見せる。
「ギルドメンバーか。
もうすぐ18時の鐘がなるから、早く入った入った。」
お腹が空いたのですぐにハト宿に帰ろう。
ハト宿のおっちゃんにご飯を頼んで門の事を聞いてみた。
「この街の門は18時になると何かあるんですか?」
「おい、18時ぐらいになれば街の門は閉まるぞ?
そんな事も知らなかったのか?
まぁ門が閉まれば外で野宿になるから覚えておけよ。
ちなみに開くのは朝の6時ぐらいだからな」
忘れないように覚えておこう。
椅子に座るといきなり視界の下に文字が流れだす。
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プレイヤー諸君、累計10000討伐おめでとう。そして3日後の昼の3時にゴブリン10000襲来イベントを始める。始まりの街を守れるか?詳細はメニューのイベントで
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っとイキナリ流れた。
「え?これ無理ゲー?」
名前 ラカ
年齢 15才
種族 妖狐
LV 6
HP 680
MP 240
力 70(+8)
防御力 73(+219)
素早さ 80(+240)
賢さ 65
運 25
Point 30
装備
武器 ショートナイフ
頭 九尾の仮面
体1 シャツ
体2 白魔装束〔体2と脚2のセット服〕
右腕 無し
左腕 無し
右手 身代わりの指輪
左手 無し
脚1 短パン
脚2 白魔装束〔体2と脚2のセット服〕
足 初心者の靴
スキル
アクティブスキル
雷魔法 LV1
治癒魔法 LV1
生活魔法 LV1
魔眼 LV1
隠蔽 LV10
パッシブスキル
身体機能 LV1
鷹の目 LV1
HP自動回復 LV10
MP自動回復 LV10




