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初戦闘

3話 初戦闘


依頼を受けてギルドを出る

ふと考え込んでしまった。


「やっちまった〜。 僕武器無いんだった…」


道の真ん中で頭を抱えながら身を縮めていた。

周りの人達からはどうしたのだろう?と目線が飛び交っている。

それに気づいて顔を真っ赤にしながら走り出した。

広場の噴水の周りにはベンチがあり、 少し考えながらベンチに座る。

ステータス画面をから習得スキルを押す

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

スキル

アクティブスキル

雷魔法 LV1

治癒魔法 LV1

生活魔法 LV1

魔眼 LV1

隠蔽いんぺい LV10

パッシブスキル

身体機能 LV1

鷹の目 LV1

HP自動回復 LV10

MP自動回復 LV10

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

まずは雷魔法があるから何とかなるかな?

でも死んだら終わりなんだよね?

ここは慎重に行こう…

うん。 武器を買いに行こう。

考えも纏まってベンチから立ち上がると、


「武器屋なんてどこにあるかもわからないよ」


っと叫ぶ。

まぁ歩いてたら見つかるかっと思いブラブラと歩く。

香ばしい匂いがする屋台が僕の頭の中の悪魔が誘う。

それを天使が悪魔を引っ張り、 誘惑と格闘して屋台を通り過ぎる。

天使が勝ったみたいだ…


歩いていたら露天で武器を並べてるのを発見。

どんな武器があるのか、 そぉっと近づいて行く。


「来てらっしゃい、 見てらっしゃい、 安い武器はここだけだよ、 さぁ買った買った。

おっ? そこの狐の兄ちゃん興味があるのかい? 見るだけはタダだから見て見て」


狐の兄ちゃんっと言われた瞬間に身体がビクッと肩を震わせる。

お兄さんは見るだけでも来て来てと言っているので近づいて武器と値段を見ていく。


ショートソード700R

木の杖600R

鉄の槍700R

ひのきのぼう100R

ショートナイフ400R

砥石50R


ひのきのぼうを見て笑ってしまった。

それはダメだろっと思い、 ショートソードを見る。

欲しかったけど買えない……

買えるのはひのきのぼうとショートナイフと砥石だけ。

ここはショートナイフ1択しか選択できない。


「ショートナイフと砥石2個頂戴。 後、 砥石の使い方教えてください。」


商人が嬉しそうな顔をし、


「買ってくれるのかい? ありがとな坊主。

砥石の使い方かい? 刃に当てて擦る、 そしたら刃の斬れ味が良くなって耐久値が戻る。

それを2回したら砥石は消滅してなくなる。

坊主分かったかぁ?」


「わかりました。 教えてくれてありがとうございます」


500Rを商人に渡す。


「まいどあり〜。 又何か気になったりしたら此処で店出してるから聞きに来なッ」


手を振りながら店を後にする。

さっきの言葉を頭に浮かべた。

坊主かぁ… 26才にもなって言われるなんて思わなかったよ… そうか‼︎ ここでは15才だったんだ… 現実世界と年齢が違うから違和感があるなぁ… まぁもうこの世界から出られないから慣れないとなぁ。


武器を買った後、 次に街を出る門へと向かう。

初心者の街は出入り口の門は南ゲートの一箇所しかない。

魔物からの襲撃に備えて街の周りはデッカい壁が囲っている。

門に着いた時、 警備兵に止められた。


「出る時は自由だが入る時には通行料か身分証の提示をお願いするが坊主は大丈夫かぁ?」


そんなルールがあるなんて知らなかった。


「ギルドカードでも大丈夫なんでしょうか?」


警備兵の顔が笑顔になり


「ギルドカードがあればどの国でも身分証として使えるぞ。 若いのに頑張り屋さんだな。

危険だと思ったらすぐに戻ってくるのだぞ?」


「わかりましたぁ。 ありがとうございます」


無事門を通れた。

そこには辺り一面の草原が広がっていたが周りは何かと戦ってる人、 人、 人で正直気持ち悪かった。

プレイヤーが最初のレベル上げをするのは分かっていたが此処まで人で埋め尽くしてるのは想定外だった。


人が少ないであろう森を目指そう。

そこにはゴブリンが居るらしく今回の討伐相手だ。

初戦闘でゴブリンだなんて正直怖いけど無一文で依頼を達成しないと4日後でハト宿から追い出される方が怖かった。


戦闘中の人達の邪魔にならないように歩き、 森の目の前まで来た。

そこにはまだ人が少なく、 木の間が狭くなく、 剣なども振りやすそうな戦い易い場所だ。

木の影から緑色の物体が此方を見ている。

気づかないフリして習得スキルの雷魔法の使い方を調べていた。

今使える雷魔法はサンダーしか使えず、手を前に出しサンダーと言えば発動するらしい。


そしてゴブリンに近づいたら木から出て目の前に現れた。

口を開けてポカンとしてしまった。

何故かと言うと隙を見て攻撃してくると思いきや、 わざわざ堂々と目の前に現れたからである。

そして見た目にも驚いた。

汚いボロ布を腰に巻き、 太い木の棒を武器としている。 身長は70cmぐらいで小さいからである。

見た目が小さい子供と思わせる。

意識を戦闘に切り替えすぐにサンダーと唱える。

そしたら手の平からサンダーが飛び出すじゃないか。


「ビックリしたぁ… 手、 火傷してないよね?」


確認して火傷をしてないと分かるとゴブリンを見る。

ゴブリンをサンダー1発で撃破していた。 そしてゴブリンは粒粒になり姿が消える。 ゴブリンが居た場所に小袋が落ちている。

拾ってみたら手の平から消えて10R獲得しましたと視界の下で文字が出る。

あっさり過ぎて又しても口を開けたまま固まってしまった。


5秒程固まっていたら周りからウギャウギャと叫んでるゴブリンが3匹もいた。

慌ててショートナイフを抜き1匹に向かって行く。

ゴブリンが木の棒を振りかぶってるのが見えたので左側からゴブリンの背後をとりショートナイフで首を切る。

2匹目も同様に木の棒を振りかぶってる内に後ろに周り首を切る。

3匹目はサンダーで倒す。

3匹から小袋が落ちて、合わせて27R獲得した。

この調子でゴブリンを倒して行こうと思う。

一時間後ゴブリンは57匹も倒していた。

結果としてレベルが2も上がり、520Rも手に入れた。

ゴブリンに出会ったら即座サンダーを打ち込むと言う嫌らしい戦いをしてウハウハ気分で始まりの街に戻って来た。


警備兵にギルドカードを見せて通してもらう。

ご苦労様ですと言ってギルドに向かう。

ギルドに向かってる途中に又しても屋台の前を通ってしまう。

今はお金の心配も減り、屋台の焼き鳥を見つめていた。


「おっちゃん、これ3本頂戴。」


「あいよ坊主。これはうめぇから気に入ったら又買ってくれや。全部で60Rでぃ」


お金を払いルンルン気分で噴水のベンチに座り食べようとしていた。

そこに鳩が群がってきた。

一本をカブリつき、 甘いタレが肉とマッチしてとても美味しい。

もぐもぐほうばっていたら鳩が太ももの上まで登ってジッと焼き鳥を見ている。

お腹が空いてると思い、 焼き鳥の身を串から外し地面に置いてあげる。

鳩と一緒に焼き鳥を食べ終えて満足していたら何人かの人に冷たい目で見られていたが気にせず、 ギルドに向かって行ったのだった。



通行人達は鳥に焼き鳥をあげるとか信じられないと思っていた。


ギルドに着き、 おばちゃんに依頼達成しましたと話しかけていた。


「おばちゃん、 ゴブリンって弱いんだね?

サンダー一発で倒しちゃったよ」


おばちゃんは笑い


「さっそく終わらして来たのかい?

早いねあんた。 でッ今サンダーとか言ったかい?

もう魔法まで使えるのかい。

いいねぇあんた。 将来有望じゃないかい。

でも最近ギルドカード作る人が増えちゃって私達も忙しいの。 ボウヤは何か知ってるかい?」


「んーっとね。 旅人がイッパイ集まったからだと思うよ? 僕もそうだし。 多分皆ギルドカード持ってなさそうだし作ると思うからこの1週間は忙しくなると思うよ?」


おばちゃんは苦笑いしている。


「ありがとねボウヤ。 情報がなかったら私達、 地獄見たいに忙しくなってたのね?

ちょっと2人ぐらい出勤人数増やすわね」


「うぅうん、 僕も今日からギルドメンバーだからおばちゃん達の力になれて良かったよ」


報酬を貰いギルドを後にした。

報酬はゴブリン5匹で100Rで57匹倒したので1100Rも貰えた。

ハト宿に戻り部屋で今後の事に着いて考えていた。

ゴブリン程度なら問題ないがダメージってこの装備で受けるのかなぁ?

命の危険はあるから実験しないなんて怖い事できないし、 もしいざと言う時にあの時試して居れば… 等考えたくないから今度ゴブリンにワザと攻撃もらいダメージがあるか試してみよう‼︎


レベルが2も上がったのでポイント振り分けをする。

少し考えて出したのが、 死ぬのが怖かったらHPに振ろうと思い、 Point20を全てHPにした。 そして攻撃を受けてもそんなに食らわなかったら又考えよう。

晩飯になるまでヘルプを見ながら色々勉強をしていた。

晩飯の時間になり早速食堂に行き、 ご飯を注文した。

本日は肉ジャガと豆腐と味噌汁とご飯で美味しく食べました。

部屋に戻り掲示板を見ながら寝るのであった。



鐘の音が聞こえる。

目が覚めてボーッとしながら顔を洗う。

あっ…今更だけどお風呂も洗面器も普通にあるよ?


目が冴え、朝食を食べに食堂に降りたら虎柄の耳と尻尾がある亜人がカウンターでおっちゃんと話していた。

ラカはおっちゃんに


「おはよう」


っと言い椅子に座る。

しかし虎の亜人が目を見開いてずっと僕を見てくる。

虎の亜人が僕に近づいてくる。

正直怖い。

冷や汗を垂らしながら虎の亜人の方を向いた瞬間


「やっと会えた。君を探してたんだよ。一緒に朝食をとっても宜しいかな?」


いきなり探していたと言われても怖い。

ラカは冷や汗をかきながら無意識に


「いいですよ」


と答えてしまった。

虎の亜人が嬉しそうに席に座り、カウンターのおっちゃんに朝食を頼む。

そして虎の亜人が質問攻めをしてきた。


「君は同意書を読んでアバターを作ったのかね?装備を見たけど課金者だよね?よかったら装備の効果が知りたい。教えてくれないかな?PTに入ってくれないかね?俺はゲーマーでこの世界を見てみたいんだ。戦闘してLevel上げして生活できるなんて夢のようだろ?どうだい?

掲示板でも君の話題で盛り上がってるよ。」


いきなりこんなに一杯質問攻めされたのは初めてだった。

戸惑いながらも質問を答えて行く。


「ちょっと待って下さい。落ちついてください。」


虎の亜人は深呼吸して落ちつきはじめる。


「えーっとまずは同意書でしたよね?あれは初めは真面目に読んでいました。だけど、読んでも読んでも終わりが見えなかったので読み始めてから10分ぐらいで飽きてスクロールで一番下まで飛ばしました。」


話してる途中で朝食が届き、納豆と海苔と味噌汁と白いご飯が届く。


「食べながらでも宜しいでしょうか」


「できればそう願いたい。」


ラカと虎の亜人がご飯を食べながら話していく。


「あっすみません。 お名前伺っても宜しいでしょうか?」


「あぁ名乗り忘れていた。 すまない。 シマジロウと言う。 君の名前も教えてもらっていいかい?」


「はいもちろんです。 プレイヤーの方と初めて話しましたのでちょっと怖かったのです。

僕の名前はラカです。」


シマジロウはビックリした表情で


「プレイヤーと話してなかったのか… 怖がらせてすまない」


「いえいえ僕ちょっと臆病なので気にしないで下さい。 えーっと課金者ですよ僕は。

装備の効果までは秘密なのですが一つ効果をバラしますね。デバフが無効の効果がどれかにあります。

後ガチャ装備は自分専用らしいので他の方に譲渡出来ないのです。

多分他にも課金者は居るはずですよ?

説明でログインユーザーの約1%は課金したみたいなので。」


シマジロウは再び驚く


「ユーザーの1%は課金しているのか… やはりガチャ装備は自分専用か…なるほどなるほど。」


「後はPTですか… しばらくはこの世界を満喫したいのでお断りします。 ただレイドダンジョンとかがもしあるのであればその場かぎりの参加は可能です。 何故PTを断るかは自分で判断してPTに誘って仲良くしたいからです。 ですから申し訳ありません…」


ラカは深々と頭を下げる。


「ラカ君、 頭を上げてくれ。 無理やりPTには誘わないから安心してくれたまえ。

後なんだが、 今の話は掲示板に書いても大丈夫なのかな?」


シマジロウは不安そうな顔で聞いてきた。


「今の話程度なら話しても構いませんが名前だけは出さないでほしいです。

名前を知りたければ直接聞いて下さいと言ってください。

相手の名前と顔が知りたいのです。 だって僕だけ名前ばれしたら不公平ですよ。 だから名前を知りたければ話してきてほしいなぁ…」


ラカは名前を明かすのが嫌ではなく、人と話したいんだなっとシマジロウは思った。


「わかった。名前を知りたければ話して来て欲しいと言っていたと書こう。 それからラカ君とフレンド交換してもいいかなぁ?

何かあれば助けに行くしそういう関係を築きたいのだ」


ラカは初めてのフレンドが出来て笑顔になっていた。

ラカ自身からフレンド申請を送りシマジロウを登録した。


「何かあれば念話でも飛ばして欲しい。 では又なっ」


シマジロウはハト宿を出て行った。

ラカはカウンターのおっちゃんに


「今日も美味しかったです」

っと言って自分の部屋に戻るのであった。

名前 ラカ

年齢 15才

種族 妖狐

LV 3

HP 450

MP 175

力 55(+8)

防御力 57(+171)

素早さ 60(+180)

賢さ 53

運 22


Point 0


装備

武器 ショートナイフ

頭 九尾の仮面

体1 シャツ

体2 白魔装束しろましょうそく〔体2と脚2のセット服〕

右腕 無し

左腕 無し

右手 身代わりの指輪

左手 無し

脚1 短パン

脚2 白魔装束しろましょうそく〔体2と脚2のセット服〕

足 初心者の靴


スキル

アクティブスキル

雷魔法 LV1

治癒魔法 LV1

生活魔法 LV1

魔眼 LV1

隠蔽いんぺい LV10

パッシブスキル

身体機能 LV1

鷹の目 LV1

HP自動回復 LV10

MP自動回復 LV10

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