魔窟無双・・?
ぴぴぴ・・ピピピピ・・(脳内SE)
解析完了
名称 魔王 ラグアクナ
種族 無
レベル 2492
力 18260
知力 89920
魔力 101150
速さ 68870
特殊 90
称号 魂喰い
無比の英知・・とか強そうなのがいっぱい
特技 いっぱいあるね 書くの面倒だね
結構強そうだ。なんだこいつ。やられ役のモブじゃないのか?俺よりステ全般かなり高くね?
うーん。確かにやられ役なら俺以外転移されちゃうのはおかしいもんな。
でも解析も途中で投げちゃうあたりきっと今の俺なら余裕なんだろうけどさ。「特殊」だけ俺のが圧倒的に高いんだけど「特殊」だけでここまでの差が本当に埋まるんかな?まぁきっと埋まっちゃうんだろうな。
だって危機感とかぜんぜん無いんだもん。
あーあ、なんだよ、みんなの見てる前で結構強そうな奴を倒してケイくんすごーいができないじゃないの。でも倒した相手の能力を吸収とかロマンだよな。ヒール系の主人公っぽい感じだ。
けど俺の魔窟パワーならきっとそーゆーのも余裕そうだよね。
よし!こいついっぱい特技持ってるしおいしく頂いちゃおう。「特殊」以外のステも上がりそうだしね。女型じゃないけど。女型じゃなくて気色悪い男型だけど。
・・どうしよう、なんかそう考えると頂くのが急に嫌になってくる。
おおっと、ラグなんとかさんがなんか動いた!
うわ!すげぇ!身体パクって割れちゃった!全身が口って感じ!
うちのホルンさんには及ばないけどビジュアル的には結構くるものがあるね。
「ふふふ・・恐怖で声も出ないですか?そんなに心配しなくても大丈夫ですよ?怖いのは一瞬だけでその後は永遠に私の中で生きていられるのですから。まぁ苦痛も永遠に味わって頂くことになるんですけどね」
どっから声が出てるんだ。まったく分からん。
確かにグロ耐性低かったらビビッたかもしらんが俺は日常的にエラルドのゾンビちゃんやそのものズバリなホルンさんに鍛えられてるからそんなんじゃ効かんよ?
「では、そろそろ頂くとしましょうか。声も聞けないまま私の一部になってもらうのは少々もったいない気もしますが。まぁいいでしょう。私を目の前にしたら仕方のないことなのかもしれ・・」
なんか言ってるけど、もういいや。魔窟パワー入りまーす。
ゴゴゴゴ・・・ぉおおお!なんかタキって来た!俺の周りがドス黒いぜー!
んでもって黒いのを集中だ!ズズズズ・・・!ブラックホールっぽい!
魔窟ホールだとなんか卑猥な感じするから魔窟ビームだね。よしいけ!魔窟ビーム!
「・・ん!?・・おおっ!これは極上のエネルギーですね!ここまでの魔力を練成出来るとは期待以上ですよ。ではありがたく頂きましょうか」
「その必要はありません。せっかくのケイさまの魔力を貴方なんぞに差し上げるなんて勿体ないにも程があります。私が頂きます」
え?
主人公がピンチの時にギリギリ助けに来てくれる味方とか胸アツなんだけど・・。
なんか逆じゃね?確実に俺が魔窟ビームで圧勝な流れだよね?おかしくね?
なんでここで出てきちゃったよ従魔さん・・。ネロちゃん絶対タイミングおかしいよ・・。
「・・貴方は!?さっき転移で確実に飛ばしたハズなのに・・。何故ここにいるっ!?」
そうこうしてる間にも魔窟ビームがどんどん迫っていく。
ラグナロク?さんじゃなくて俺とラグアクメ?さんの間に急に出てきたネロの下に・・。
そして遂にネロに接触・・したと思った瞬間、急激にその体積を増やした魔窟ビームが一瞬でネロを包みこんで・・。ネロさんは塵芥となってしまいました。
・・と思ったらまたもや何も無い空間からネロちゃんがこんにちは。
「・・流石にまともにマスターの魔力を受けると結構効きますね・・」
エロ本の表紙絵みたいなとろけ顔でネロちゃんがこんにちは。
「い・・今の圧縮されたエネルギーは一体・・、な・・何者ですか貴方たちはっ!?」
「・・ああっ、せっかくマスターの余韻に浸っていたのに五月蝿い方ですね。今のマスターの魔力のおかげで私もかなり成長したようですし。ちょうどいいですね」
トロ顔だったネロの目がその瞬間いきなり獲物を目にした蛇のような鋭い眼光に変化する。
というか変化したと思ったら終わってた。ネロが軽く視線を浴びせただけでラなんとかさんがまるで砂のように崩れていらっしゃる。・・こいつこんな強かったのかよ。ってことはこいつとタメ張ってたエラルドも実は相当って事だし、でもパワーアップ発言あったからやっぱネロのが上なのかな?
ぎゃぁああ、だのなんだの魔王さんが断末魔っぽく叫んでる脇でトロ顔に戻ったネロが煽情的な視線を投げかけてきてるのが最高にシュールだ。
結局俺の見せ場無かったしネロに美味しいところ全部もってかれたよ。トホホ。
あとアレよ?魔力じゃなくて魔窟よ?みんな勘違いしてるっぽいからいいけどさ。




