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『遠い星の話』  作者: 五木史人
2章 退化する世界の中で・・・
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17話 何事も、人間らしく・・・

森の中に隠された塹壕から、


携帯用対空ミサイルが攻撃ヘリに襲い掛かった。



いくつかのヘリは、


一瞬だけ、赤く光を放つと、地上に墜落した。



デューカが撃つのは、35ミリ対空機関砲。


人間サイズのアンドロイドが撃つには巨大すぎる機関砲だが、


思考回路と有線で繋がれた強化アーマーを装着すると、


使い慣れた拳銃のようにぶっ放す事が可能だ。


しかし、完全に違法な装備だ。


軍でも、公式には使用が禁止されているはずだ。



アンドロイドが、


他の機械と有線無線関わらず直接接続することは、


完全にタブーだ。



「何事も、人間らしく・・・・」


この星の教会の教義だ。



アンドロイドの身長も重量も出力も、


人間サイズが求められた。




そう言った決まりが在ったからこそ、


この星に人間らしさが、残っているのは事実だ。



その人間らしさは、


元々人間だったアンドロイド達にとって、


癒しだったし、自分たちが何者だったのかを、


確認するために基盤だった。



ヒューマノイドのいなくなった世界・・・



デューカは、強化アーマーに包まれると、


そんな殺風景な情景を、想い描いた。




しかし、いつまでも未練がましい・・・・



と思う自分もいた。




チャフやフレアで攻撃を逃れた対地攻撃ヘリに、


狙いを定め、弾幕を浴びせた。




攻撃ヘリは、操縦していたアンドロイドもろ共、爆発を起こた。

デューカは、アンドロイドの記憶装置の機械が砕ける感触を感じた。



その直後、四方から、


迫撃砲の弾頭が塹壕目指して降り注いだ。




「こちら東側D地点、陸軍との交戦が始まった。」

と無線から仲間のアンドロイドの叫び声が聞こえた。



ソフィーとデューカは目を合わせた。



続いて

「こちら西側D地点、現在、交戦中」

と。



「了解」


ソフィーは答えた。




つづく



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