表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『数億光年離れた遠い星の話』  作者: 健野屋文乃
8章 5000年前からの贈り物

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

160/260

19話 後の世の英雄アンドロイド

最安値のアンドロイドと機械猫2匹と機械ネズミ1匹は、商用バンに乗っていた。



「でも商用バンって、これは、急遽大きな荷物を運ばなければならなくなった時に、借りる車じゃない?」


あゆみの疑問に、砂糖さんは、


「せっかく海に行くので、釣りでもしようと思いまして」


バンの荷台には釣り道具とキャンプ用具が買い揃えていた。



シュガーコート型アンドロイドの砂糖さんは、意思を持たないタイプの人工知能搭載タイプのはずだ。


なので「釣りをしたい」なんて思うはずはないのだが。



「わたしは一度釣りをしたいと思ってまして、それにみんなで釣りやキャンプをするって、家族みたいじゃないですか」



家族!?



街に出た時に、機械猫だけで歩くのは怪しまれると思って買った最安値の人型アンドロイドに過ぎないと思っていたのに、思考回路の中でそんな事を考えていたとは!



どこかで、そう言ったホームドラマの様な記憶情報を仕入れたのか?



しかし今は秘密結社として、宇宙船から逃げ出した猫の回収をする任務中なのだ。




人類の来訪によって、首都は静かな熱狂に包まれていた。


静かなと言うのは、当局が監視を強めているためだ。



「人類が我らの創造主ねえ~」


あゆみはその街を見ながら言った。


熱狂するのは良いとして、その宗教色が多少気になっていた。



バイカルは車窓を見ながら小声で、


『機械を作ったのは人類だから、まあ間違いではないよな』


と返答した。


※『』内の言葉は、あゆみが予想するバイカルが小声で話した内容です。


なので正確とは言えません。



「おおおお!あれは!」


機械ネズミのアルバムさんは、何かを見て驚嘆した。


あゆみとバイカルが見ると、2機の人型アンドロイドが歩いていた。



一見普通の人型アンドロイドだが、


「機械の猫くんたちよ!あれが後の世の英雄ソフィーさんとデューガくんだよ」



後の世の英雄ソフィーさんとデューガくんは、相当地味なアンドロイドだった。



『地味じゃね?』


「そんなもんだろ」




つづく





機械の猫たち


【あゆみ】元人間のカラカルの機械猫。自称エースパイロット。

【バイカル】人見知りの激しい虎型アンドロイド。



機械のネズミ


【アルバム】機械猫より賢そうだが、本体の記憶容量は少な目。



人型アンドロイド


【砂糖さん】シュガーコート177。あゆみとバイカルが買ったアンドロイド。

【シュガーコート001】もっともお手頃なお値段のアンドロイド。



【ソフィー】後の世の英雄のアンドロイド

【デューカ】ソフィーの相方



【猫】黒猫と白猫




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ