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『数億光年離れた遠い星の話』  作者: 健野屋文乃
8章 5000年前からの贈り物

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2話 5000年前の人類が、わたしたちの為の残した物?

宇宙船ブリッジは、機械の兵隊が、各所に配置していて、本物感が溢れていた。

さすが機械の兵隊だ。


宇宙船ブリッジのスクリーンには、可愛らしいイルカのマスコットが映し出された。


『準惑星・時計の星へ、ようこそ!』

イルカは可愛い声で言った。


機械の兵隊たちが、ちゃんと宇宙船を操作してくれた結果、宇宙港の管制サーバーと繋がることが出来たらしい。


その素人集団との差に沙羅は、ボー然とした。


「基本的な事すら出来ずまま、ここまで生き残ってきたのは奇跡かも」

と錬に話しかけたのに、錬の目は死んでいた。


さっき何も出来なかったショックかな?


「起きてる~少年?」

「う~ん」


画面の可愛いイルカちゃんは、さらに説明を続けていた。

観光案内の様な物だろうか、準惑星・時計の星の、地図が映し出された。

準惑星の地殻から温泉が湧き出ていて、そこからエネルギーと酸素を取り出しているらしい。


「沙羅ちゃん見て!イルカちゃんに送るダンス!」


知佳はリボンを持って宇宙船ブリッジを飛びまわり始めた。



ぴひやぁぁぁぁぁぁぁぁー


知佳がそう叫びながら、リボンをクルクルと回した。

今迄との違いは、1機の機械の兵隊が一緒に踊っている事だ。

少女と機械の兵隊とペアで踊る様子は、今見た事がない芸術と言っていい。



そう今、機械の兵隊はわたしたちの側に護衛を兼ねただろうが、側に張り付いている。

沙羅にも付いているが、沙羅の機械の兵隊は全く身動きしない。

錬に付いてる機械の兵隊は、一緒に死んだ目をしていた。


その他には、子どもたちを守るために、3機の機械の兵隊が、まるで保母さんの様に活動していた。


その最中、知佳はリボンを持って宇宙船ブリッジを飛び回っていた。


「でも、この仕組みが5000年も維持出来る?」

「どういう事?」

「誰かがメンテナンスをせずに、5000年も維持し続けるシステムって難しいんじゃない。宇宙船だと10数年。それも何度もメンテナンスを繰り返してだよ」

「メンテナンスをする誰かがいると?」

「そう」

「アンドロイドの抵抗組織とか?」

「それは解んない、ただわたしは違うような気がする」


この太陽系には、アンドロイドじゃない何かが存在している。


「知佳ちゃん・・・見て、猫がこっち見てる・・・」

「猫?!」




つづく





人類たち



【沙羅】この惑星に漂流してきた人類の少女14歳。錬の兄が好き♪

【錬】ゲーム好きな人類の少年13歳。

【知佳】躍るのが好きな12歳の少女


【アローン兵】太陽系最強の機械の兵隊


【ソフィー】アローン兵と唯一リンクするアンドロイド

【デューカ】ソフィーと同じ職場で働いていた同僚



【参謀1号】ソフィーに忠誠を尽くす参謀タイプのアローン兵

【参謀2号】参謀1号の予備

機械兵には禁止されている人工知能を、獲得しつつある。


【タムラ】鉱物資源企業団公社のナンバー2

【評議会議長】 人類及びアンドロイド内の人類の記憶を消そうと企む

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