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『遠い星の話』  作者: 五木史人
1章 黄昏の始まり
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1話 遠い昔の記憶

有機的な私が死んで一年がたった。


しかし、私は限りなく人間に近い機械として実在する。


肉体的な意味での私は既に失われていたが、


肉体を持っていた頃の、記憶や技能、社会的


名義、社会的責任はそのまま引き継いだ。


今、この星は、有機的生物の生存に適さなくなりつつある。


いずれ、人類を始めこの星で栄えた有機的な種族は、


博物館の生物保存施設を除き、この星から消え去るらしい。


しかし、人類がこの星にいた記憶は、


我々の心の中で永遠に受け継がれる。


遠い昔の記憶としてのみ・・・




つづく






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