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転校
この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係がありません。
これは、私がまだ子供だったときの話です。
父親の転勤により、東京の学校に転校することになりました。
初めての場所、初めての環境に凄く緊張していました。
(私、ここで頑張れるかな……前みたいなことにならないかな……)
前みたいなこと、というのは人間関係のチグハグです。
緊張に包まれながら、教室に着きました。
そして、さっそく問題が起きました。
自己紹介です。
初めての人が一杯の中、私だけ前に立っていることは恥ずかしくて仕方ありませんでした。
また失敗するだけ。
私の心は、既にそう分かっています。
私の心が一番私を分かってくれる、そう思っているので他人を信じることは出来ません。
転校も、最終決定は私の意思によるものでした。




