賭ける想いの弱さ
シーン
職員室は静まり返っていた。
あれ成功したのか?
ケイ「Rave」
キャシー「あーもういいから失敗してるよ。」
キャシーはニヤニヤしながらそう言った。
追撃で不発してるのみるのほんと面白いと言っていた気がする。
生徒会長「まぁ失敗は最初の方はしちゃうけど、一回できたコツさえ掴めば何回だってできるようになるから、はじめはなんの想いが強いのかを自分に聞いてみるところからだね。」
僕なりに想いを力にってやってみたんだけどな。
ケイ「わかりました。もう少し頑張ってみます。」
次こそは成功してみせる。絶対に。
意気込んでいる僕をみて慌てて生徒会長は止めに入る。
生徒会長「今は授業中だしまた休みの時間に練習しようね。話も済んだし教室に戻って大丈夫だよ。」
キャシー「じゃぁね。フハツケイ(笑)」
キャシーは物凄く苛立つやつってことはわかった。
職員室からでて教室に戻る際
僕は胸の高鳴りが止まらないでいた。
自分の想いの力でもしかするとこの世界を少しでも変えれるのかもしれない。
そんな気持ちではない。
自分だけに使い都合の悪いことが消せるかもしれないと言うそんか気持ちだ。
ーー職員室ーー
生徒会長「実際ケイはどんな感じだったかい?」
生徒会長はにっこりとキャシーに聞いていた。
キャシー「想いの考えることさえ定まればいけるって感じかなぁ!素質は十分にあるし多分大丈夫じゃないかな。」
生徒会長は少し安堵していた。
ーー教室ーーー
ケイ「戻りました。」
教室はやけに静かだった。
それもそうかさっきまで生徒会長とキャシーと話してたからな
話しすぎて疲れてたところだった。
先生「はーい。なら自習ね」
僕は自分の席についた。
ついた後すぐに気づいた。
シュウからの視線に、だけど目を合わすことができない
なぜかシュウの方向からとてつもない殺気を感じたからであった。
今日は色々ありすぎてたのでひとまず寝ることにした。
暖かい日差しにあたり僕はすぐに夢の中に入るのであった。
「、、イ、起きて」
誰か呼んでいる気がする。
けどポカポカの中にもう少しいたい。
時間のことも忘れてずっとこうしていたい。
「ケイ、起きて」
どこからかシュウの声が聞こえるような気がする。
そろそろ起きないといけないかな。
「ケイ、ころすぞ」
その冷たい声に僕はすぐ目を覚ました。