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協力

僕はシュウにさっきあった出来事を全て話すことにした。

シュウはずっと真面目に話を聞いてくれて

話が終わるとにっこりと笑った。


シュウ「なるほどね、それはもしかしたら花火に何かあるかもしれないね。俺も次の授業で調べてみるよ。」


拡大するだよね?とスマホ画面を指で触っていた。

シュウに気をつけることなんてなかった。

僕は少し安堵した。


ケイ「拡大してたらキャシーから来ただけかもしれないしな、あまり気にしないでね。」


僕たちは教室に戻ることにした。

次の授業でまた花火を拡大させてみよう。

席についてしばらくすると2時限のチャイムが鳴り自習が始まった。


シュウの方をみるとスマホ画面に夢中になっていた。

おそらく花火を拡大させているのであろう。

僕も花火の画像をみることにした。

写真フォルダを見ると花火の写真がなくなっていた。

それだった、キャシーに消されたことを忘れていた。

花火の写真は消えていたが1枚知らない写真が保存されていることに気づいた。


気になってみてみるとそこには知らない誰かが立っており、うちの生徒が怯えている写真だった。

この人は誰なんだろうと写真を拡大してみると

うちの制服ではないが顔だけ知っている人であった。


なぜこんな写真が僕のフォルダに

わからないことが多すぎてパニックになった。

知っている顔それはシュウだった。


僕は写真を隅々まで見ることにした。

写真は教室、外は夕方、生徒は5人ほど。

ついでに黒板もチェックしておくか。

小さい文字ではあったが何か情報があるかもしれない。

写真をずっとみているとあっという間に2時限が終わってしまった。


シュウの方に視線を向けるとそこにはシュウの姿はもうなくちょうど教室を出て行くところだけみえた。


もしこれが本当のことであれば学校中の噂になるはず

そう思い僕は普段はクラスメイトと話さないが勇気を出して話すことにした。


まずは前にいる人、サクラだ。あまり人と話すタイプではないが僕と同じずっと教室にいるタイプだ。

この写真が教室で起きているなら何か知ってる情報があるかもしれない。


ケイ「サクラ少し聞いて良いか。」


前にいるサクラは一瞬びくっとしたものの

後ろを振り返りそっけない態度で返事をしてくれた。

サクラ「あなたが話しかけてくるなんて珍しいわね。明日は雨..いや雪かしら。」


いや雪まではいかないだろ。

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