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道は自分で開く

僕はキャシーを呼び止めて今の現状を聞くことにした。

キャシーは最初は疑問に思っていたが何か納得し丁寧に教えてくれた。


キャシー「つまり今回はお前自身が願ったというより偶然呼び出してしまったわけだな。」


キャシーは一度手を自分の頬に当て悩んでいる素振りをみせた。


ケイ「はい。スマホを拡大してたら急にキャシーさんが現れました。」


僕はキャシーにスマホをみせることにした。

キャシーはスマホをみると様子が途端に変わった。


キャシー「その写真は消しておく。そして質問だ、これは自分で撮った写真か?」


クールな感じの表情から今はどちらかというとこちらに睨んでような感じで敵視しているようにもみえた。


ケイ「いいえ、違います。これは友人から貰ったものです。」


キャシーはそれを聞いてクールな表情に戻り、振り返って去って行く。


キャシー「その友人には気をつけろ、じゃあな」


まだ聞きたいことがあったがキャシーは去って行った。

それにシュウには気をつけろってどういう意味なんだろうか。

今はそっちのが気になって仕方がなかった。


キャシーが見えなくなると今まで空間が止まっていたのか

また生徒達が動いていることに気づいた。

キャシーは時間をとめていたのか?謎が深まるだかりであった。


キャシーのこととシュウに貰った写真について考えていると1時限が終わるチャイムが鳴った。

一度シュウに聞いてみることにしよう。

僕は席を立つとシュウがこちらへ来ているのが見えた。


シュウ「飲み物買いに行こ。」


教室で話すのも他の人に聞かれるしちょうど良かったので一緒に行くことにした。

シュウは教室から出たあといつものように話をし

写真のこととかは何も言わなかった。

それならこっちから聞くしかないな。


ケイ「シュウから貰った写真のことなんだけどさ、あれって誰かを呼び出せたりちゃったりすることなるてある?」


シュウは突然何を言っているの?みたいな顔をし自販機の飲み物をとっていた。


シュウ「なにそれ、普通の写真だよ?ケイもしかしてその写真で誰かを呼び出せると思ってるの?黒魔術が好きだからってそこまで重症だったとは..」


ケイ「黒魔術なんてしたことないわ!!」


シュウは笑っていた。

気になったのが笑ってはいたが目は全然笑っていなかったようにみえた。


ケイ「それで写真みてたらなんか起きたの?」


今度は真顔でシュウは聞いてきた。

キャシーのことについて言うべきなのか、だけどキャシーは気をつけろと言っていたし

ただシュウは昔からの友人だったから打ち明けることにした。

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