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眠いまち

みんなあくびをしている


向かいのパン屋さんも その隣のお花屋さんも


ねむいねむいと目をこすっている


立ちながらいねむりしている人もいる


道端ではネコがすやすやとねむりに落ちている


いつでもどんなときでも このまちでは


みんなねむくなる


忘れている何かを思い出さない限り

目を覚ますことはできないのだ


あっというまに毎日が過ぎて


知らないうちにお日様とお別れする


そんな日々を繰り返すうちに


ねむくてたまらなくなっていく


今ならまだ間に合う


自分が自分であるうちに


どうか見失わないで


大切なものを見失わないで





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