会話縦読みシリーズ
とある刑事二人の会話。
心臓に一突き刃物が刺さった状態で
倒れている死体。
連絡があり急行した現場。
さて、なにがおこったのか。
会話を聞いてみましょう。
この遺留品はどこにあったんだ。
路上に。ここにたどり着くまでに点々と。
刺された被害者は心臓を一突き。ですが失血死ですね。
連絡できる親族もおらず無縁仏。
他人による無差別の犯行か....通り魔事件ということか。
野放しには出来ないが、この犯行以外事件は起きてない
半日ほど死後たっているようですが...計画性が?
判別しがたいが...以降同様の事件があれば可能性は。
ん〜...でも先輩、この遺体遺留品を辿ったら着く。
逃げながら私物少しずつ落としていきますかね?
ん?それは防御に犯人に投げつけながら逃げたんだろ。
つかまるまでは抗うだろ知らん奴になら特に。
まるで死体を見つけてっていう印にも見えません?
理解はできる。犯人自ら遺留品を落としていったと?
自分を見つけて欲しくて?死体を見つけて欲しくて?
察するに...どちらも。刃物も刺さったままの遺体。
つまり、殺したのは犯人つまり自殺の可能性がある。
その後、指紋を、確認し一致
この事件は、自殺でした。
めでたしめでたし。