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魔眼女とノーブル・ウィッチ  作者: 藤宮はな
第7章
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第7章魔眼の真価と吸血鬼の戦い二回戦。または儀式でドキドキ?空とユーリの繋がりは更に濃密に3

 ユーリに日本の玉子焼きという物が食べたいと言われたので、軽く食べるのにそれなら一応いいかと思い、二人分を焼いて食べた。


 それだけじゃ寂しいので、軽食とは言え少し何かと、茹でて油抜きもしてケチャップを掛けたウィンナーソーセージと、折角の日本だからと梅干しと高菜に柴漬けという、お漬け物セットを出したのだ。


 どうせお漬け物があるんなら、ご飯に鮭フレークでも掛けたりするか、いっその事焼き魚でもいいんじゃとか妄想は広がるのだけれど(やはりどうしても本来はご飯が欲しいと思うのが人情じゃないかな?)、そこまで食べたら食べ過ぎてしまうので、その三点セットだけにしておいたのだね。


 凄く新鮮な感動があったようで、一応ウチは玉子には塩の味つけが定番なのだけど、これなら醤油を掛けてちりめんじゃこと混ぜたのとか、欧風にするならオムレツにするとかでもいいかもしれない。


 お漬け物は気に入ってる銘柄をいつも私が購入しているので、かなりオススメ度は高いはず。

 先生も文句も言わないし、普通に先生が買い出しに行った時も、ちゃんとそれを買って来てくれる。

 自分で漬けるなんて妄想もしたけれど、流石にノウハウもないし、チャレンジする気力はまだなかった。


 ユーリに喜んで貰う為に、これから勉強して研究を重ねるのも手か、と少し思案の時間があったかと思う。

 でもやはり梅干しは、凄く酸っぱそうに食べていて、それでもちゃんと喜んでくれたのがとても嬉しかった。


 そうやって二人で夜の団欒を過ごして、しばらく休んでから、私達は出動した。




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