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episode7

読んでくださりありがとうございます。ちょくちょく更新するのでたまにはみてください。

始めて来る学校の来客用の出入り口もわかるわけがないので生徒用の昇降口から校舎に入る。土足のままでいいのだろうか、と思ったが女子生徒達は上履きに履き替えることもなく歩いていく。

「あ、御兄様!」

「うん?」

俺のことをそんな呼び方をする人物はこの世に一人だけである。振り向かずともわかる。この幼げな声の主は、、、

「久しぶりだな、夏風(なつかぜ)。」

「お久しぶりです、御兄様。夏風は御兄様に会えて感激です!」

 

三女 秋月夏風 齢十一歳 身長百十センチ  

鏡面にもなりそうなほど美しいロングの銀髪 海のようなブルーの大きな瞳 水色のワンピースに白のやや短めのカーディガンを羽織っている。飼い主を見つけた飼い犬のように側にに駆け寄ってくる。俺は夏風と同じ目線になるように膝立ちになる。

「なぁ夏風。学園長室ってどこにあるかわかるか?俺はそこに呼ばれててな。だが、どこにあるかわからないんだ。」

「はい、知ってますよ。なにせ夏風は御兄様を案内するためにいるんですから。学園長室は三階の真ん中です。ほら、こっちですよ。」

俺の手を取り歩きだす夏風。夏風の手は俺の手より一回りも二周りも小さく、指三本ほどしか握れてなかったがその手は俺の手をしっかりと握っていた。俺はそんな夏風をみて少し微笑ましくなり優しく握り返した。夏風の手は暖かかった。

今、十一歳の女の子の手を握ろうとしたらヤバいですよね、、、

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