episode13
今後とも思いつきで投稿しますのでよろしくお願いします。
「それだけ砂糖を入れれば甘くなるわよ。」
姉さんにはやや呆れ顔で言われたが俺はこうでもしないと飲めない。
「俺の好みだ。問題ある?」
「いいえ、最高にギャップ萌えよ。」
「?そうか。」
昔からよくわからないことを言う人である。姉さんのこういうのは適当に聞き流すのが一番だ。かなり頭の良い人なのにな。馬鹿と天才は紙一重。黙ってれば美人の部類だろう。だから、未だに嫁にもいけないんだ。
「何故かしら。今、ものすごい侮辱された気がするわ。」
「気のせいだ。」
カップを持ちもう一口。うん、甘い。
「お茶菓子です。お口に合うといいのです。」
夏風が大皿に盛られたクッキーを持ってきた。気が利いてる。夏風が姉さんに取り皿を渡す。
「あら、ありがとう。」
だが、夏風の手にある皿は残り一枚。この場にいるのは三人。後一枚足りない。
「夏風。持ってきて貰って悪いんだが皿の枚数が足りないぞ。」
「いいえ?足りてますよ。こうするんですから。」
夏風は最後の取り皿にクッキーを三分の一ほど盛る。なるほど。見落としがあった。大皿も確かに皿だな。それは俺のか。
と、思ったがさらに違うらしい。夏風は俺の組んでいた足を崩した。なにをするのかと見てれば俺の膝の上に座ってきた。
「そうか。夏風はそこのポジションがよかったのか。」
家にいるときも夏風はほとんどが俺の膝の上だった。
それから俺たちは家族として他愛もない会話をした。
感想等あれば書いていただければ嬉しいです。




