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愛しい白沢先輩
まずは、章一くんの恋心を表した詩です。
白沢先輩、あなたはどうしてそんなにかっこいいんですか。
艶やかな茶髪、外国人のような灰色の瞳、高い身長、たくましい筋肉。
美しいにも程がありますよ。
神様って不公平ですね…
見た目だけじゃなく、僕は中身にも惚れました。
部活では仕事を手伝ってくれましたし、僕が落ち込んでいた時は親身になって話を聞いてくれましたよね。
初めて会った時は厳しそうな人だなぁと思いましたけど、勇敢で、人の痛みが分かる優しい人なんですね。
『涼太』という名前にピッタリです。
スポーツも家事もできるなんて、ほんとに羨ましいです。
あなたと一緒に暮らせたらどれだけ幸せなことでしょう。
僕はあなたに恋をしていました。
あなたの太陽のような笑顔を見て、一目惚れしました。
もう好きで好きで仕方がありません。
食べちゃいたいぐらい愛していますよ。