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呪いと勇者  作者: 天狼星
5/9

4.味方

短編書いてたら2週間経ってました……。

「禁術、呪い。初代勇者はその呪術師というより呪いをこの世から消す役目を背負っていたんですか……」

「はい。勇者というのはそもそもその役目を終えたあとに正式に呼ばれます。初代勇者は確かに呪術師を倒しました。ですがその元凶となったものは消えきらず、今になって再び勢力を増やし始めたのです」


リリアから初代勇者の話を聞いたカイルはその話を短くまとめる。

禁術といううものは様々な種類があるがその中でも“生”と“死”に関するものはとても危険なもので多大な犠牲を払う。視野を生き返らせる場合は大勢の人の命を、誰かを服従するならば一人の命を。魂を縛り自らとともに死ぬとするならば両者の命を。片方が死ぬともう片方も必ず死ぬ。どこにいたとしても、だ。

その呪いに対抗できるのが勇者と聖女が持つ『聖属性』の魔法。勇者と聖女、それぞれにある元の属性をベースに聖魔法が変化をする。


「わたしの場合は元の属性、水の属性を元に変化していますもとの属性が水属性なので私の聖属性の魔法は守りを重視しています」

「逆に君の属性は火属性。呪いを白い特殊な炎で焼き払うことができる。といううことは?」

「俺は攻撃型ってことなのか……いや、あんた誰だ?」


突然会話に混じってきた金髪碧眼の男性にカイルは問いかける。彼はカイルの方に向き直りペコリと頭を下げた。


「俺の名前はフィル。簡単に言えば聖女を守る騎士(ナイト)ってとこだな。カイル様?」


見るからに好青年という感じの男、フィルにカイルは驚く。この教会に他の人がいたのかと。


「私達とともに戦ってくれる仲間はいるのですよ。精霊たちのように。初代勇者の仲間であり、神の使いである神獣のように」


その言葉と同時に現れたのは紫色の髪の少女と灰色の髪の少年。彼らの周りにはたくさんの精霊がいた。

そしてその後ろには三体の神々しい動物。


「精霊の愛子、4体のうち、3体の神獣。呪いというものがどれだけ厄介なのかがわかりますね」

『精霊王を務める神獣がいない……? 呪いが解けていない、のか?』


リリアの言葉にも驚くが相棒であるあるの言葉に引っかかりを覚える。

どういうことなのか聞く前に彼らが話し始めた。


「精霊王代理で来ました。エミリアと申します」

「同じく、精霊王代理で来た。アレックスだ」


精霊の愛子である紫色の髪の少女、エミリアと灰色の髪の少年、アレックスが自己紹介する。

その後ろにいた神獣3体も人形へと姿を変えて前に進み出る。


「ユリウスだ。一般的には試練の神獣と呼ばれている」

「ディアナと申します。再生を司る神獣と呼ばれています」

「…………」


黒い髪に赤い瞳の青年が試練の神獣「ルージュ」の名を持つユリウス。淡いクリーム色に新録の人を持つ女性が再生の神獣「ヴェール」の名を持つディアナ。最後の灰色の髪に空色の瞳を持つ男性は何も喋らすただカイルのことをじっと見ていた。


「あ、あの――」


カイルが話しかけようとしたとき初めて彼の口が開いた。


「お前は、なにを背負っている。なにを果たしたい? なにを守りたい?」

「――え、?」


初めて発した彼の言葉にカイルは混乱を隠せなかった。

戦隊ものみたいになってしまった……。

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追記 1月23日

謎の男の見た目を変更しました。

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