夢の終わりのオワリのおわり
平々凡々
堕落してく日常
月の裏側からため息をついて
忘れられていく現実感
すぐに心が軋むから
どうしようもなく軋むから
段々と甲高さを増していく怒声
うつろうのは恋心
失っていた方向感覚
壊れた物は元通りにはならない
繰り返しても物覚えの悪さは人間の性
段々と壊れていくように見える世界
正義はいつも誰かの物
おもちゃ箱から取り出した偽造通貨
どこにも行けないで金持ち連中はパーティーの最中
解散させられ周回遅れ
どこかにあったはずの世界はもうどこにもない
真っすぐな道は夢の終わりに潰えた
消えてしまったもの
君のことばかり考えてる
今日も過ぎ去り明日がやって来る
「何も変わらないで」
全てが変わっていく