6.手術前の過ごし方(メンタル面)
手術前のメンタル面についての投稿です。
私は根がポジティブと言うか達観している所があるようで、前の投稿の最後に出た”周術期死亡の3%以下”についても、二日ほどで受け入れました。
それでも当日と翌日は、どんよりした雰囲気を出していた自覚はあり、スタッフの方々が早朝の血圧測定の時などに普段はしないちょっとしたお話をしたりして気を使って下さったのには感謝しています。
まあ、いずれにしてもまな板の上の鯉と言う奴で、考えても仕方ない事で悩むのは知性の無駄遣いと割り切りました。(幸か不幸か気ままな独り暮らしという事もあります)
ただまあ、成功確率を上げるためリハビリの先生から指導された運動(病室のある階の廊下を歩く。1周1分程度)に励んだり、万一(よりはだいぶ起こりやすいですが)の場合の連絡先をまとめたり、臓器提供希望カードの用意などを行ったりしました。
地味に面倒なのがネット(ほぼほぼネットゲーム関係者)への連絡で、ゲーム内連盟のマスターだったので他の方に権限移譲したり、ごく少ない親しい方には状況説明を細かくしましたがリアルの知り合いでない分、余計に気を使ったようにも思います。(いざと言う時に連絡のつけようが無い)
そうそう同じ経験をする事はないかもしれませんが、手術前のメンタルを安定させるのに
・いざと言う時の場合に、今やれることをやる
・手術前に体力を落とさないという意味でも運動は有効
・出来ない事は出来ないと割り切る
・日々のルーチンを守る(ネットゲームのデイリーミッションも一役を担ったかも)
と言う事は有効だったと思います。
そのおかげか、手術には驚くほどリラックスして臨めました。




