4.入院当日
初めての入院・手術であり、緊張のせいか記憶があいまいな部分もありますが内容の濃い入院当日についての投稿です。
1.病院に向かう
入院当日は、病院の場所は少し離れていましたが、初めての病院でもありタクシーで向かいました。
荷物は着替えやバスタオル等の入ったバッグとPC等の入ったバッグの2つです。
2.入院手続き
まず入口そばの患者サポートセンターに伺い、各種書類の提出を行いました。
ついで『高額療養費制度』の申請を行うように指示され、会計窓口に向かうと、マイナンバーカードの所持を尋ねられ、持っていると答えるとカード読み取り装置にカードを入れ、高額療養費制度を利用すると言うボタンを押したような気がします。(この辺りは記憶があいまい)
なお、前の投稿に書いた通り、申請は確かに行われ病院からの請求金額は限度額の支払いで済んでいます。
その後、担当の看護婦さんが来るまで患者サポートセンタで待ち、その案内で病室まで移動しました。
3.病室
初入院・初手術のストレス軽減の点から病室は個室(差額ベッド)にしました。
当初予定では数日の入院になりそうという事もあり、また入院日数に応じて(今回の個室料以上の)金額が下りる契約が含まれる保険に入っていたので、この点は特に悩みませんでした。
担当の看護婦さんの案内で入室した部屋はベッドが一つ、シャワールーム(兼トイレ)がある約8平米の部屋で、通常の部屋(2名一室)と同じ大きさです。
テレビ、クローゼット、引き出し(一つは鍵付き)などが一体になった移動可能な家具と背もたれ付きの椅子、丸椅子、ソファーが家具としてありました。
4.入院の説明等
病室に入ると、簡単な案内を受け、患者のIDを記した腕輪をつけられました。
また病衣のレンタルと入院セットA(1650円)を購入したいと申し出ると、すぐに持って来て頂けたので、その場で着替えました。
その日の予定としては、午後一番に冠動脈造影検査があるので、必要な同意書に署名し、また腕の血管が細い場合に足の付け根からの造影剤注射の可能性があるとの事で、陰部の剃毛を行いました。なお、初回だからか前張りをしてくれましたが、手術後は尿道カテーテルとかも入れたので今更な感じで気にならなくなります。
その後、担当の先生の挨拶や細かい問診(アレルギーの有無等)もあったように記憶していますが、レンタルWi-Fiの設定をするなど、お昼までは時間があった気がします。
5.初病院食
お昼は初病院食です。
メニューは忘れましたが、トレイは2つの部分に分かれ、片側は温かいもの、もう片側は冷たいものが載っています。(かなり温度差はあります)
味は薄味でしたが、ショウガ等を使うなど、工夫しているなあと思った記憶があります。
6.初検査(この病院での)
他の検査もありましたが、メインは冠動脈造影検査です。
ヨード造影剤を腕から入れるのですが、針が太いという事で割と痛く、また検査後には空気圧で出血を止める腕輪を数日する事になりました。
7.夕飯および夜
検査後は特に記憶に残ることもなく、夕飯と就寝だったと思います。
初めての入院という事で緊張していたのか、最初は気にならなかったのですが、時々、オルゴールの曲が流れることに気づいたのも、この頃です。
種を明かせばナースコールの音なのですが、スタッフたちが静かに対応しているのか、ほぼ気になりません。
なお部屋には扉も有り、必要なら鍵もかけられますが、他の部屋を真似てカーテンを閉めるだけにしているので、物音はそれなりに聞こえています。
ただ時々、『助けてえ~』と言う(おそらく高齢男性患者の)声が聞こえてきます。
これは私が入院している間、毎日変わらず聞こえてくる声でスタッフさんが対応していないわけではなく、この患者さんがどうも寂しいのが原因なのかもしれないとの事です。
どうにかできるものであればと思わないでもないですが、一患者としてはどうにもなりませんでした。
しかし入院で寂しいとかコミュニケーション不足になりがちなのは一般的事例と感じましたので、お話し人形的なサービスが導入されると良いかもなあとは思いました。




