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剣物語  作者: 渋谷かな
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姫の危機!?

「土の精霊のソード・ナイト・アーマーだと? ふん、今までの土のソード・ナイト・アーマーと大して違いはないな。」

「それはどうかな? うおおおおおー!」

 ミヤゲは、シュウの挑発に余裕で答えるかのように土の剣気を高めていく。

「なんだ!? ミヤゲの剣気が私の想像を超えて上昇していくだと!?」

「私を今までの私だと思うなよ。土の精霊の剣騎士の鎧は、私に今までの三倍以上の剣気を与えてくれるのだ。」

「三倍!? 三倍もソード・フォースが上昇するというのか!? そんなことがありえるのか!?」

 ミヤゲの剣気が最大に高まる。そしてミヤゲは剣を構え必殺の一撃を放とうとする。

「シュウ! これが私の必殺の一撃だ! 受けれるものなら、受けてみろ!」

「面白い! おまえの必殺の一撃と、俺の最後の一撃。どちらが強いのか勝負だ!」

 シュウも剣を構え最後の一撃を繰り出そうとする。

「いくぞ! ノーム・ソード・スラッシュ!」

「終われ! エンド・ソード・スラッシュ!」

 ミヤゲとシュウの必殺技がぶつかり合う。

「バカな!? 俺の最後の一撃が負けるなんて。うわあああー!?」

 シュウが血を吐き地面に倒れ込む。

「もしもノームの剣騎士の鎧を身に着けていなければ、やられていたのは私の方だっただろう。おまえの終わりだ。シュウ。」

「だがな、だが、俺は一人では死なんぞ! おまえも道連れにしてやる! 俺の最後の必殺技だ! エンド・ザ・ワールド! ミヤゲ! おまえの終わりだ!」

「なんだ!? うわあああー!?」

 シュウの最後の必殺技がミヤゲを邪悪が包む。邪悪が消えてミヤゲの姿が現れるとミヤゲの意識はなく、そのまま地面に倒れた。最後の必殺技を放ったシュウも倒れていて、ミヤゲとシュウの戦いは、勝者無き決着になった。


「そこ! もっと華やかに装飾をして! 花火の準備はできているの! 神父はどこ! まだ来てないの! 神父! 神父!」

 救世主様や姫の剣騎士たちが世界を平和にするために、邪悪なる者になった伝説の剣騎士デカノーホウトを倒すために、命懸けの戦いを繰り広げている頃、プリンセス・キャッスルでも、ミキ姫の女の負けられない戦いが繰り広げられていた。召使たちは、姫の一言一言に神経をすり減らしていた。

「ただいま。」

「早かったのね。救世主様。」

 姫の元に一人の剣騎士が現れた。姫が振り返って、顔を見る。

「あ、あなたは!? デカノーホウト!?」

 なんと姫の前に現れたのは、邪悪なる者になった伝説の剣騎士デカノーホウトであった。

「どうしてあなたがここに!? 救世主様や私の剣騎士たちと戦っているはず!?」

「救世主様たちは、今頃、私のいないイビル・キャッスルで邪悪剣騎士たちと遊んでいます。さあ、姫、あなたを迎えに来ました。私の妃になってもらいますよ。」

 護衛の剣騎士もいない姫は絶体絶命の窮地に追い込まれた。 

 つづく。

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