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剣物語  作者: 渋谷かな
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炎 VS 闇

「これがイビル・キャッスルの入り口か!? 待っていろよ! デカノーホウト!」

 ついに救世主様は、邪悪なる者になった伝説の剣騎士デカノーホウトのお城にたどり着いた。

「きれいな手で触れるな! きれいになってしまうだろうが!」

「うわあああー! これは闇!?」

 救世主様がイビル・キャッスルの門に触ろうとした時だった。どこからか声が聞こえてきて、同時に闇も飛んできて、救世主様は必死にかわす。

「誰だ!?」

「俺は闇の剣騎士クライ。闇を司る暗黒剣騎士だ。」

「暗黒剣騎士!? デカノーホウトの家来だな!?」

 現れたのは、闇の剣騎士のクライであった。

「イビル・キャッスルの門はくぐらせない!」

「邪魔をするなら、クロムのように倒すまでだ!」

「俺をクロム如きと同じだと思うなよ! フォール・イン・ザ・ダーク!」

 クライは、闇を発生させ救世主様を闇の世界へ落としてしまおうとする。

「うわあああー! 闇に呑み込まれる!?」

「さらばだ。救世主様。」

 その時だった。闇に落ちようとしている救世主様をキャッチして助けるモノが現れる。

「大丈夫か? 救世主様。」

「お、おまえは、カエン!?」

「来てくれたのか! カエン!」

「もう安心してくれていい。こいつは私が倒すから、救世主様は、邪悪なる者を倒しに行くんだ。」

 救世主様のピンチに現れたのは、炎の剣騎士のカエンだった。

「ええ~い!? もう少しで救世主様を闇に落とせたのに!? おまえは何者だ!」

「炎の剣騎士カエン。」

「たかが下級剣騎士ごときがでしゃばるとは。死に急ぐだけだぞ。」

「それはどうかな? さあ、救世主様。ここは私に任せて、先に進むんだ。」

 カエンは、先に救世主様をイビル・キャッスルの中に向かわせようとする。

「しかし、相手は強い。俺たち二人がかりで戦えば勝てるかもしれない。」

「救世主様。私たちの使命はなんだ? こいつを倒すことではない。私たちは世界を邪悪に導く者を倒し、姫を守るために、世界を平和にするために戦っているんだ。それが救世主様の夢でもあるはずだ。私のことは大丈夫だから先に行ってくれ! 邪悪なる者を倒すんだ!」

「分かった。死ぬなよ! カエン!」

 救世主様は、クライの相手をカエンに任せて、イビル・キャッスルに入って行こうとする。

「行かせるか! フォール・イン・ザ・ダーク!」

 クライが闇を発生させ、救世主様に向けて投げる。

「そうはさせるか! 燃えろ! 私の炎! ファイヤー・フレイム!」 

 カエンが必殺の炎を暗いの放った闇にぶつける。

「なに!? 俺の闇が燃やされるだと!? バカな!? 闇を燃やす炎だと!?」

 カエンの炎が暗いの闇を燃やす。闇を燃やされて戸惑うクライ。カエンのおかげで無事に救世主様はイビル・キャッスルに入って行った。

「これで後は、おまえを倒すだけだ。」

「カエン。少し下級だと、おまえのことをバカにし過ぎていたのかもしれん。ここからは本気で、おまえの相手をしてやろう。」

「望むところだ! こい! 闇の剣騎士!」

 炎の剣騎士と闇の剣騎士の戦いが始まろうとしていた。

 つづく。

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