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剣物語  作者: 渋谷かな
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世界

「夢は見るものじゃない! 夢は叶えるものなんだ! くらえ! 俺の夢! ドリーム・ソード・スラッシュ!」

 救世主様は、世界の平和を守るために、日々、甦った伝説の剣騎士デカノーホウトの配下の剣騎士たちと戦いを続けていた。

「全て無にしてくれる! 無の前で夢など、無意味なのだ! 諦めろ! 救世主様! オール・ナッシング!」

 無の剣騎士ナクスの必殺技が救世主様の夢を無に呑み込んでしまう。

「夢の無くなった者は、闇の世界に堕ちていくのみ! 救世主様も闇の世界へ、いらっしゃい! フィール・イン・ダーク!」

闇の剣騎士クライが闇を発生させて、救世主様を闇に落とそうとする。

「それぐらいの無や闇では、俺の夢は奪えないぞ! 夢を見ることは誰でもできる! 夢を見ることは、心の翼だ!」

「救世主様の剣気が急激に高まっていく!?」

 救世主様の感情の高鳴りと共に、夢の剣騎士として、夢の剣気が爆発を起こす。

「俺に任せろ! 救世主様とはいえ、毒に侵されては夢も見ることもできずに、苦しんで死んでいくのだ! おええー! ポイズン・ピックル」

 毒の剣騎士ソコナの毒が救世主様を襲う。

「それしきの毒で、俺の夢は消えたりはしない! 毒に侵されて見れない夢ならmそんなものは夢じゃない! 俺の夢に毒は効かないぜ! くらえ! ドリーム・ソード・スラッシュ!」

「うわあ!?」

 救世主様の必殺技が、毒を吹き飛ばし、毒の剣騎士ソコナに炸裂する。

「大丈夫か!? ソコナ!?」

「ええ~い! 今日のところは、これぐらいにしておいてやる! 救世主様、覚えてろよ!」

 伝説の剣騎士デカノーホウトの配下の剣騎士たちは逃げていった。

「二度と来るなっていうんだ。でも、俺ももっと強くならないと。もっと良い夢を見るために安眠枕でも買いに行くか?」

 俺を強くするために、良い寝具は必需品だった。


「姫、敵を倒して参りました。」

「ありがとう。救世主様。」

 俺はお城に帰って来て、戦果をミキ姫に報告している。

「この世界、ソード・ワールドの平和は、救世主様にかかっています。我が国、プリンセスは、パッローヨ地方では弱小国に過ぎません。このプリンセス・キャッスルがあるぐらいの小国ですから。」

 ミキ姫の国、プリンセスは、代々、姫が国の最大権力者のシングルマザーの国である。結婚した男は、皆、早死にするという呪われた国である。その呪いも姫の先祖が、邪悪なる者となった伝説の剣騎士デカノーホウトと結婚しなかったとい悲しい呪いのせいであった。

「大丈夫ですよ。姫の剣騎士たちも邪悪なる者を倒すために修行の旅に出ました。きっと強くなって帰って来てくれますよ。」

「そうですね。剣騎士たちが帰って来てくれることを願いましょう。」

 姫の平和を願う心は剣騎士たちに届くだろう。

 つづく。

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