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剣物語  作者: 渋谷かな
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強くなる

「ありがとう。剣騎士のみなさんのおかげで、私は助かりました。」

「もったいないお言葉です。姫様。」

 邪悪なる者となった伝説の剣騎士デカノーホウトを追い払った姫の元に姫の剣騎士のたちが一堂に会していた。

「それにしても、よくおまえたちは生きていたな?」

「私たちも不思議だ。これも姫のご加護としかいいようがない。」

 夢の騎士の救世主様、炎の剣騎士カエン、水の剣騎士ウスイ、氷の剣騎士ヒムロ、風の剣騎士ハヤテ、土の剣騎士ミヤゲ、雷の剣騎士シデンの七人は、奇跡的に一命をとりとめて無事だった。

「これから邪悪なる者との戦いは熾烈を極めるでしょう。みなさんも剣騎士として、騎士道精神を持って、人々の幸せのために戦い続けて下さい。」

「はい。分かりました。姫様。」

「みんな! 平和のために邪悪なる者を倒そう!」

「おお!」

「この世界は剣が全て! 剣が最強だ!」

「おお!」

「夢は見るものじゃない! 夢は叶えるためにあるんだ!」

「おお!」

 姫と救世主様、剣騎士たちは、邪悪なる者との人類の存亡をかけた戦いが始まる。

「これからカエンたちはどうするんだ?」

「私たちは、伝説の剣騎士たちとの戦いで、自分たちが未熟、弱いと知った。だから自分を鍛えるために旅に出ようと思う。」

「救世主様、姫のことは頼んだぞ。」

「おお! 任せとけ!」

「必ず強くなって帰って来る。」

「ああ! 楽しみにしているぞ!」

 救世主様と剣騎士たちは互いの友情を確認し合い別れた。


「姫、敵も味方も邪魔者はいなくなりました。さあ、愛し合いましょう!」

「それは邪悪なる者を倒してからです。」

「ええー!? 少しぐらいならいいじゃないですか?」

「ダメです。少しでも私に触ったら、セクハラで投獄しますよ。」

「そんな!? うおおおおおおー!?」

「クスクス。」

 姫と救世主様は幸せそうだった。


「この世の中はどうなっている!? 私が眠っている間に何があったのか説明しろ!」

「デカノーホウト様の100年前の世界では、レベルが10もあれば、邪悪なる者を倒すことができました。しかし、現代では、ボスを撃破可能レベルは50といわれています。」

「50!? 50だと!? なんという高みだ!? レベルは確か、10までしか上げることができなかったはずだ!?」

「歳月です。歳月の流れがレベルの上限を突破させたのです。」

「まだ出たな!? 月日の流れ!?」

「今では、レベルの上限は99です。」

「99だと!? あり得ん!? そんな天地がひっくり返るようなレベルは!?」

「酷いことに、レベル100を超える超えて、レベルアップ・エンドレスという噂もあります。」

「ええ~い!? もう、よい!? 私は邪悪なる者として、特訓の特訓を繰り返して、救世主様とやらを倒し、姫と結婚するのだ!」

 伝説の剣騎士デカノーホウトは、姫との結婚を諦めていなかった。

「皆の者、私が修行している間に、世の中で悪さをして来るのだ!」

「はは! デカノーホウト様!」

 100年前の伝説の剣騎士の現代の強化トレーニングが始まる。

「私は必ず強くなる。100年前も私は最強になったのだ。100年後の世界でも最強の剣騎士になれるはずだ。どりゃあああああ!」

 つづく。

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